英国式メソッド アイアンでインサイドに打つ練習方法
英国式メソッドでお馴染みの鶴見功樹が練習場でのクラブ別練習法を大公開。今回はアイアンショット編。『鶴見式 練習場活用術』鶴見功樹より
配信日時:2023年6月30日 06時40分
アイアンでインサイドに打つ練習方法
アイアンでは、特にアウトサイド・インで悩んでいるゴルファーの方は多いんじゃないでしょうか。
今回ご紹介するのは、練習場でどのように練習すれば、うまくインサイドから打てるようになるのか、またインサイドから打てていることをしっかりと判断できるのか、そういった練習方法です。
足元に3つのボールがあります。これは、サイコロの3の目のように置いています。
この真ん中のピンクのボールのみをしっかりと打ち抜く、という練習法となります。
当然、アウトサイド・インで振ると黄色のボールの側から寄ってきて、ピンクに当たって水色を打ってしまうことが多くなります。
ですから、普段からインサイドからスイングすることを意識していても、実際にボールがあると無意識に反応してしまう。このような右腕の使い方をしている方が多いでしょう。
ですからまず最初にやることは、クラブを50〜60センチ地面から上に上げます。
この位置でクラブを振る場合は、バックスイングでシャフトが立ってしまったり、上から叩きつけるように振ることはできません。
野球のバットを振るように、横に振るような感じが出てきます。
前傾をして、しっかりと空中50〜60センチの位置を、シャフトを寝かせてなるべく横に振る練習をおこなってください。
そのイメージができるようになると、クラブが寝るわけですから、実際に真ん中のピンクのボールを、右のほうに振り出すような気持ちを持ちながら打ってみましょう。
手前のボールに当たることなく、しっかりと右に振り抜きながら、フェースローテーションがタイミングよくおこなえれば、きれいなドローボールを打ち出すことができます。
間違っても、右のブルーのボールを打たないように気をつけながら、スイングしてみてください。
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鶴見功樹(つるみ こうき)
2002年に日本人初の英国PGAクォリファイプロフェッショナルを取得。今日までに指導した生徒数は20,000人を優に超え、 現在も日本におけるただ一人の英国PGAプロフェッショナルである。