ツアープロコーチ植村啓太 アイアンでフェードを打つ方法
ツアープロコーチとして数々のプロを指導、さらに「Ks Island Golf Academy」を主宰し、アマチュア指導にも定評のある植村啓太が取っておきのドリルを紹介していく。今回のテーマは「アイアンでフェードを打つ」。『ツアープロコーチ植村啓太が教える超短期間100切り練習法』より
配信日時:2023年6月30日 07時44分
クローズスタンスで捕まったフェードを打つ
今回は正しいフェードの打ち方を今回は紹介していきたいと思います。フェードもいろいろな打ち方がありますが、一般的な打ち方はオープンに構えてフェースを開く、そしてスタンスなりにスイングしていく方法です。
この打ち方、やり過ぎてしまうとコスリ球が多くなったり、逆にちょっとフェースが閉じて左への大きなミスに繋がる危険性もあるのです。
そこで、今回紹介するのはクローズスタンスにしたうえで、体重移動を使ってフェードを打っていく方法になります。この打ち方だと、ボールをしっかり捕まえられて、距離も出せるフェードになるのです。
まず、構えは少しでいいのでクローズスタンスに立ちます。ボール位置は少しだけ左足寄り、肩のラインは少しオープンでセットします。スイングで重要なのが体重移動になります。捕まったフェードを打つためには右足ツマ先から左足カカト方向に体重移動をさせていきます。
そうすることで、アウトサイド・イン軌道でスイングしやすくなるのです。そのためトップでは右足のツマ先、フィニッシュでは左足カカト寄りに体重を乗せていくようにします。
そうすると、こすりすぎて距離が出ない、スライスにはならないはずです。アドレスと体重移動、これだけを意識すればスイングを変えることなくフェードボールを打つことができます。
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植村啓太(うえむら けいた)
1977年5月27日生まれ。21歳からティーチング活動を初める。2年後にはプロと契約、ツアープロコーチとしての活動を開始。2005年には自身が主宰する「Ks Island Golf Academy」をスタート、多くのアマチュアゴルファーの指導に携わっている。
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