ダフリ、トップの原因はクラブが寝ること

今回はアイアンの打ち方についてレッスンしていきたいと思います。僕がすごく大事にしているのは「シャフトプレーン」です。

多くのアマチュアの方はダウンスイングでシャフトが寝て入ってしまい、これが大きなダフリやトップをしてしまう原因となっています。シャフトが寝ることによってフェースが開いてしまうので、それを無理に返してしまったり、そのまま右に開いて、ひどい時はシャンクが出てしまいます。

大きなミスに繋がりますので、できるだけシャフトプレーンを意識してクラブがしっかり立って入ってくるように、しっかりとインパクト時にアイアンが元の位置に帰ってくるように意識しましょう。

クラブが寝てしまう原因は下半身を早く切り過ぎているから

クラブが寝てしまう原因の一つとしては、下半身を先に切り過ぎてしまってクラブが遅れてくるからです。切り過ぎてしまったことでクラブが寝てしまうケースがとても多いです。

大事なのは肩から肩までのクラブの動きです。

テークバックの時は左腕が時計の9時で、そこからのダウンスイングの段階でクラブヘッドと手が重なる状態になり、そして腰が切れてきてインパクトを迎えると、ちょうどシャフトプレーンが真上にくるので正しいインパクトを迎えられます。
（この続きは【動画】でご視聴になれます）

【動画】はこちら

片岡大育（かたおか だいすけ）
1988年10月17日生まれ。高知県出身。国内ツアー3勝。うち1勝は、07年「中四国オープン」アマチュアでの優勝。国内ツアーだけではなく、欧州ツアーや米ツアーにも挑戦している。