アイアンで番手間の距離の溝を埋める最善の方法は?
7番アイアンでは大きく、8番アイアンでは届かないような「中途半端な距離」の溝を埋める最善の方法を指導する。『3段階レベル別上達法 80を切るアイアン』高橋竜彦編より
配信日時:2023年6月30日 09時15分
番手間の距離の「溝」を埋める最善の方法は何か?
今回のテーマは、番手間の距離の「溝」をどう埋めるか、です。「溝」とは7番アイアンと8番アイアンの間ぐらい、7番では大きいけど、8番では届かない様な「中途半端な距離」のことです。
アマチュアの皆さんは、7番で軽く打とうとする場合、インパクトの時だけ減速させて、距離を合わせようとしますが、これが一番の間違いです。
そうではなくて、7番アイアンで少しいつもよりもスイングスピードを落としながら、しかし途中ではスイングのスピードを変えないように、ヘッドを前に出していくというイメージでスイングした方がヒットもしやすいし、逆にミスも起こりにくいです。
グリップをあまり短く握ると、どうしても手で操作しやすくなるので、グリップは普段通りの長さで握って、スイングの幅もいつもと変わらない幅で、スイングのスピードだけを少し落としてあげる。私はこれが重要だと思います。
途中で減速しないで、スイング中は同じスピードでクラブを振っているイメージで振ってみましょう。大事なポイントは、ヘッドを出していく事なので、腰から腰の間でヘッドがずっと止まらずに、動き続けている事を意識してください。
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高橋竜彦(たかはし たつひこ)
1974年6月6日生まれ、福岡県出身。高校時代に日本一に輝き、日大でも日本代表として世界で戦った期待のホープが、プロになってから厳しい洗礼を受けた。人一倍練習場に通い、技術力を磨いていった成果が実り、2005年に初優勝、その実力が見事に開花。2006年は男子メジャー「UBS日本ゴルフツアー選手権」を制すなど、日本を代表するプレーヤーに成長した。
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