ショートアイアンでベタピンにつけるために必要なことは?
80を切るにはショートアイアンでベタピンにつけられるように精度を上げる必要があるが、そのために意識するのはグリッププレッシャーと右手の向きである。『3段階レベル別上達法 80を切るアイアン』福永和宏編より
配信日時:2023年6月30日 09時16分
ショートアイアン精度アップのポイントはグリップ圧と右手の向き
今回はショートアイアンでのベタピンショットのスイングイメージです。アマチュアの方は残り100から110ヤードくらいになってくると、グリーン上のピンを見ながらショットするイメージが強いのか、グリッププレッシャーがもの凄く掛かってくるんです。
あまりにもグリッププレッシャーが強いと腕に力が入り過ぎているので、腕の主導になりやすいです。
しかし本来皆さんにして頂きたいのは、グリッププレッシャーをできるだけをなくすことです。
左手は中指、薬指、小指の3本で握るくらいの感じです。また右手は親指と人差し指をあまりぐっと力を入れないでください。右手のヒラは横からすっと支えているだけの感覚ですね。
アイアン精度アップのポイントはグリップ圧と右手の向き
アドレスに入ってからは、スイング中の「フェースの向き」は気にしないといけません。
フェースだけを意識していても上げた時に、フェースがどこ向いてるかが分からなくなってしまいます。「スイング中のフェースの向き」と「自分の手のヒラ」の感覚を常に一致させてないといけないんです。
この感覚が一致していると、バックスイングした時も、右手のヒラの向きで、フェースの感覚が分かってくるので、ダウンスイングする時もフェースの傾きによって、フェースがどこを向いてるかっていうのも、ある程度わかります。
「スイング中のフェースの向き」と「自分の手のヒラ」は常に一致させられれば、スイングプレーンも安定しやすいです。
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福永和宏(ふくなが かずひろ)
1969年2月26日生まれ、福岡県出身。1996年ポカリスエットよみうりオープンゴルフでプレーオフの末、ツアー初優勝を挙げる。得意クラブはパター。現在はシニアツアーに参戦しながらアマチュアのレッスンなど活躍の幅を広げている。
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