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    【スイングプレーンって何?】スイングプレーンを理解して、理想のスイング軌道を身につけよう

    安定したショットを打つためには、クラブを正しいスイングプレーンに乗せる(オンプレーンに乗せる)ことが大事といわれますが、スイングプレーンとは、何を指すか正しく理解していますか? 今回は、代表的な3つのスイングプレーンを紹介するとともに、正しくスイングプレーンに乗せるための練習方法を解説します。

    所属 ALBA Net編集部
    ALBA Net編集部 / ALBA Net

    配信日時:2024年5月17日 12時42分

    • レッスン
    • スイングプレーン
    目次 / index
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    1.スイングプレーンとは?

    スイングプレーンは、クラブの軌道が作る「平面(plane)」のことをいいます。

    クラブの動きに「面」が出てくることに疑問を感じる人もいるでしょうが、ここでいう面とは、スイング中に移動していくクラブの動きをつなげた「仮想の面」(imaginary plane)。

    もともとシャフト=線(line)であるクラブの動きを、その瞬間、瞬間で捉えるよりも、その線をつなぎ合わせ、「平面上をシャフトが動いている」と考えるほうが、スイングの全体像をイメージしやすいということでスイングプレーン(swing plane)という概念が生まれました。

    実際のスイング中、必ずしもクラブは同一平面上を動くわけではないのですが、クラブの軌道を安定させるためには、この平面上をクラブを動かす意識を持った方がいいといわれており、それを実現することを「オンプレーンに乗せる」「オンプレーンで振る」と表現します。

    2.スイングプレーンの種類

    スイングプレーンという言葉を世に広めたのは、メジャー9勝を誇るベン・ホーガンです。彼が、自著『モダンゴルフ(Five Lessons : The Modern Fundamentals of Golf)』(米国での初版は1957年)において、ゴルフスイングを解説するにあたり、スイングプレーンを使ってわかりやすく説明したことから、スイングの指標として注目を集めるようになりました。

    ベン・ホーガン以降、いろいろな名称のスイングプレーンが生まれましたが、現在もよく使われている「ホーガンプレーン」「シャフトプレーン」「エルボープレーン」の3つについて説明しましょう。

    ホーガンプレーン

    「ホーガンプレーン」は、ベン・ホーガンが提唱したスイングプレーンで、飛球線後方から見た場合に、両肩とボールを結んだ平面をいいます。

    ホーガンはイメージ像として、肩の上に長方形の大きなガラスの板(首の部分が開いていて頭はガラスの板から突き出ている状態を想像してください)を乗せ、もう一方の短辺をボールの所に置くという傾斜したガラスの板を設定。バックスイングではその内側をなぞるようにクラブを上げ、ダウンスイングではその外側(ガラスの板の上)をヘッドが突き破らないようにしましょうと唱えました。

    つまりホーガンは、このガラスの板をなぞりましょうといったのではなく、このガラスの板を突き破るほどアップライトな軌道になってはいけないということをいいたかったのです。

    これを意識すれば、ダウンでのタテ振りや、アウトサイド・インの軌道が修正できるということで、半世紀以上経った今でも多くのゴルファーの指標となっています。

    シャフトプレーン

    「シャフトプレーン」は、アドレス時にできるシャフトの傾きを基準にした平面です。構えたときに手元からボールに対して伸びるクラブが逆方向にも伸びていて、そのクラブ2本分の線を基準にできる平面となっています。

    ドライバーはフラットになり、ウェッジはアップライトになるといったように、番手によって構えたときのクラブの傾きは異なるので、番手ごとにプレーンの角度は変わってきます。

    シャフトプレーンに沿ってクラブを上げ、ダウンでもそれをなぞるというのは理想的な感じもしますが、実際、ハーフウェイバック以降、クラブはタテ方向に上がり、ダウンスイングでもシャフトのタテしなりが起きることを考えると、シャフトプレーンをなぞるというのはあまり現実的ではありません。特にフルスイングでは、軌道から外れていくため、多くのゴルファーは、ハーフウェイバック辺りまでの基準として意識しているようです。

    ちなみに、ブライソン・デシャンボーは、シャフトプレーンに沿ってクラブを動かしている数少ないゴルファーのうちの一人です。

    エルボープレーン

    「エルボープレーン」は、飛球線後方から見て、右ヒジとボールを結んだラインで作られる平面です。他のプレーンに比べてイメージしにくい平面ですが、斜めのラインでいえば、ホーガンプレーンとシャフトプレーンのほぼ真ん中を通ります。スイング解説の際、ホーガンプレーンとシャフトプレーンの線を引き、「この間を通せばOK」というような表現をされることもありますが、その真ん中のラインがほぼエルボーラインに当たります。

    飛球線後方からのスイング映像や連続写真などを見ると、ほとんどのトッププロは、ダウンスイングからインパクトにかけて、このエルボープレーン上を通過していて、インパクト軌道のガイドラインとして使っている選手も多いようです。

    3.オンプレーンに振るとは?

    オンプレーンとはその言葉通り、平面上をクラブが動くこと。プレーンに沿ってクラブを動かすことを、「オンプレーンに振る」ともいいます。ゴルフのレッスンでは、「テークバックでオンプレーンから外れてはいけない」「切り返しでこう動けば、オンプレーンに乗る」といったように、オンプレーンという言葉がよく出てきますが、ナイスショットをするためには重要な要素になります。

    では、どのプレーンをイメージするのがいちばん良いのか。実を言うと、それぞれのプレーンの説明部分でも触れたように、ほとんどのゴルファーは、同一平面上を動かしているわけではありません。

    具体的には、飛球線後方から見ると、アドレスからハーフウェイバック辺りまではシャフトプレーン上を動いていますが、その後、手元が上昇していくに従ってプレーンの角度が急になり、切り返しからハーフウェイダウン辺りまではその角度で下りてきますが、また緩やかな角度に戻るという形になります。また、インパクトでは、遠心力の影響で手元が外側に引っ張られるため、完全に元の状態(アドレス時)に戻ることはないようです。

    となると、何を意識すれば良いのかということになりますが、最近重視されているのが「インパクトゾーンのプレーン」です。この部分が常に一定であれば、スイングの再現性も高くなり、安定したショットが打てるといわれています。

    もちろんこの動きを実現するためには、インパクトゾーンだけを意識するのではなく、「テークバックからハーフウェイバックまでのプレーン」「ハーフウェイバックからトップまでのプレーン」など、それぞれのポイントで理想とされるプレーンに沿ってクラブを動かす必要があるわけですが、最終的にはインパクトゾーンでプレーンに乗せることが大事だということです。

    オンプレーンから外れるとどんなミスが出るか

    ヘッドの軌道がオンプレーンから外れると、球筋が不安定になります。

    その外れ方は大きく2つに分かれ、1つは、ダウンスイングでプレーンの内側から下りて来て、フォローでは外側に抜けていく「インサイド・アウト」、そしてもう1つは、外側から下りて来て内側に抜けていく「アウトサイド・イン」です。

    その外れ方が小さい場合は、あまり影響はありませんが、極端なインサイド・アウトやアウトサイド・インは、大きなミスにつながります。

    例えば、インサイド・アウト軌道の場合は、「弾道が高くなり過ぎる」「強烈なフックボールが出る」「いきなりボールが右に飛び出す(プッシュアウト)」といったミスが出ます。一方、アウトサイド・イン軌道の場合は、「弾道が低くなり過ぎる」「大きく右に曲がるスライスが出る」「いきなりボールが左に飛び出す」などのミスが出やすくなります。

    ボールが大きく曲がる人は、まずはオンプレーンに振れているかどうかをチェックしましょう。

    4.スイングプレーンに乗せる練習方法

    ここでは、スイングプレーンに乗せる練習方法を紹介します。

    前傾姿勢を保つ

    スイングにおいて、アドレス時に作った前傾姿勢をインパクトまで保つというのは基本中の基本です。

    前傾姿勢がキープできないとチョロやトップが出やすくなりますが、スイングプレーンに乗せるためにも重要なポイントになります。なぜならダウンスイングで体が起き上がると、ボールにヘッドを届かせようとして腕を伸ばしたり、手首の角度を解いてしまうため、スイングプレーンも歪んでしまうからです。

    前傾姿勢を保つには、「バックスイングで胸を地面に近づける意識を持ったほうがいい」と語るのは、ツアー通算8勝(2024年5月17日現在)を誇る勝みなみ。

    2023年から米ツアーを主戦場にしていた彼女ですが、4日間安定したショットを打つことができなかったといいます。その原因がインパクトでの上体の伸び上がりで、前傾をキープできないことから方向性がブレてしまっていました。そんな中、自分で考えだした「オタ芸シャドー」というシャドースイングが前傾キープに役立ったといいます。

    その方法は、まずクラブを持たずに両手を広げて前傾します。次にスイングをするように、全力でブンブンと上体を連続で左右に回しましょう。ポイントは、バックスイングで胸を地面に向けながら上体を回すこと。そうすると右股関節に乗ることができて、前傾をキープしながらクラブを振れるようになります。

    バックスイングで胸が上を向いてしまうと、必然的に上体が伸び上がったままインパクトを迎えてしまうので、両足で地面を押し込みながら回るとより効果的です。

    詳細は、『ボールが曲がらなくなる! 勝みなみが前傾キープするために行う「オタ芸シャドー(笑)」』をご参照ください。

    肩から肩に振る

    スイングプレーンを安定させるためには、「肩から肩に振ることが大事」だというのは、ツアー通算8勝(2024年5月17日現在)の細川和彦。自身も独自の方法でスイングプレーンを常にチェックしているといいます。

    第1のチェックポイントは、クラブが肩の辺りに上がったときで、飛球線後方から見てシャフトと肩が重なっているかどうかを確認。肩よりシャフトが上に上がっている場合は、フェースがかぶった状態になります。一方、シャフトが肩より下に来てしまうとフェースが開いた状態になってしまいます。そうならないために、バックスイングで肩と重なるように上げて、ダウンスイングでも同じ位置を通過させれば、オンプレーンに振れていることになると細川はいいます。

    フォロースルーでも、飛球線後方から見たとき、左肩からシャフトが出ていれば、オンプレーンに振れている証拠。左肩より左側にシャフトが見える場合はフェースが被っているのでフックが出ます。一方、左肩より右側にシャフトが見える場合は、フェースが開いているということなのでスライスが出ます。

    まとめると、右肩に重なるように斜めに上げ、トップを経由して同じように右肩に下ろす。その後、インパクトを経由して、フォローのときにシャフトが左肩から斜めに出てくればオンプレーンということになります。

    詳細は、『正しいスイングプレーンとは?細川和彦の魅せるアイアンテクニック』をご参照ください。

    5.スイングプレーンのチェック方法

    最後に、スイングプレーンのチェック方法を紹介します。

    動画撮影&スマホアプリ

    自分のスイングプレーンがどうなっているかをチェックする場合は、スイング動画を撮影することをオススメします。プロや上級者の中には、素振りでプレーンを確認する人もいますが、素振りではトッププロでも、それが正しいかどうかの判断がつかないといいます。その点、動画なら、どのような角度でクラブを上げ下げしているか、インパクトゾーンで毎回同じプレーンを動いているかなどをチェックできます。

    最近は、「ゴルフスイングアプリ」も充実していて、スイングプレーンが確認できる機能だけでなく、「プロのスイングと自分のスイングを動画で比較できる」「AIが自動でスイングの課題を表示してくれる」ものも。活用してみてはいかがでしょうか。

    なお、スマホなどで撮影する場合に注意してほしいのは、カメラの角度です。プレーンが平面になるよう、上や下からの角度ではなく水平の位置に近い角度から撮影&チェックするようにしましょう。上下の角度が付いてしまうと、同じクラブの軌道でも見え方が大きく変わってしまうからです。

    スイングプレーンを覚えるための練習器具

    スイングプレーンを体感&チェックするための練習器具もいろいろありますが、最も手軽で廉価なのは、アライメントスティックを斜めに立てかけてそれに沿ってクラブを動かすタイプ。インパクトゾーンでのプレーンがしっかりチェックできます。

    そのほか、軟らかいシャフトを装着することでクラブの動きが確認できるようになった練習器具や実際になぞって打てる練習器具などもあるので、興味のある人は試してみてください。

    ・ダイヤスイングアライメント/ダイヤゴルフ
    ・パーフェクトスイングプレーントレーナー/サンタリート
    斜めに設置したアライメントスティックのガイドにより、インパクトゾーンのプレーンが確認できる。

    ・フレループ/リンクスゴルフ
    クラブがどう動きたがっているかを体感できる練習器具。正しいスイングプレーンも自然と身に付く。

    ・スピードプレーン/エリートグリップ
    ヘッドスピードを上げるための正しいスイングプレーンが身に付くスティック型練習器具。

    ・スイングプレーン軌道アシスト ゴルフ練習器具GRS(ガイドレールショット)/レイシス
    ガイドレールに沿ってクラブを振ることで、正しいスイングプレーンが体感できる。

    6.まとめ

    今回は、正しいスイングをする上できちんと理解しておきたいスイングプレーンについて解説しました。理想のスイングプレーンは、必ずしも一つの平面ではないということ、また、大事なのはインパクトゾーンのプレーンだということだけでも意識すれば、スイングの再現性は確実にアップすると思います。

    本文中でも説明したように、動画で自分のプレーンをチェックすることも大事です。ぜひ正しいプレーンを身に付けて、飛距離と方向性のアップにつなげてください。

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    • スイングプレーン

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