ノーコックが合う人もいるって本当!? 手首の曲げ方で簡単診断
地面反力やレイドオフ、気になるレッスンを試してみたけれど、自分には合わなかった……なんてこと、ゴルファーなら一度は経験したことがあるだろう。「人それぞれ力が入る姿勢や動きは異なるので、パワーコネクティング(※1)でそのレッスンが自分に合うか見極めましょう」と話すのは、川崎志穂などを指導する、プロコーチの平尾貴幸氏。今回はコックを使っていいタイプとダメなタイプを診断する。
配信日時:2024年12月23日 22時15分
地面反力やレイドオフ、気になるレッスンを試してみたけれど、自分には合わなかった……なんてこと、ゴルファーなら一度は経験したことがあるだろう。「人それぞれ力が入る姿勢や動きは異なるので、パワーコネクティング(※1)でそのレッスンが自分に合うか見極めましょう」と話すのは、川崎志穂などを指導する、プロコーチの平尾貴幸氏。今回はコックを使っていいタイプとダメなタイプを診断する。
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平尾:プロゴルファーでも、コックを使う選手もいれば、ノーコックで打つ選手もいます。
川崎:私はノーコックのイメージでスイングしますね。
平尾:それでは本当にそのタイプで合っているか診断しましょう。手首を外側、内側に曲げてそれぞれ基本姿勢(※2)を取ったときの力の入り具合を調べてみてください。
川崎:私は外側に曲げたときの方が力が入りましたよ! 診断結果はどちらでしょうか?
平尾:コッキングは手首を内側に曲げる動きなので、外側に曲げて力が入る人はノーコックが合っています。なので、川崎プロは自分に合った動きを取り入れられているということです。
ちなみに、内側に曲げて力が入る人はコッキングを使ってバックスイングした方が、力が入ってスイングが安定しますよ。
川崎: 意識的にコッキングを使うと、インパクトでボールが届かない感じがするので、ノーコックが合っていると分かって安心です。みなさんはどちらでしたか? 自分に合った動きを見つけて、上達を目指しましょう!
■川崎志穂
かわさき・しほ/1996年生まれ、千葉県出身。2017年にプロ入り。身長170センチの長身から放たれる260ヤード越えのロングドライブが武器。ミツウロコグループ所属。
■平尾貴幸
ひらお・たかゆき/1979年生まれ。日本大学ゴルフ部出身で25歳からレッスン活動をスタート。川崎志穂を17歳から指導し、新垣比菜などのコーチも務めた。PGAティーチングプロA級取得。
(※1)
野球、バスケットボール、格闘技などあらゆるスポーツで話題になっている新しい運動理論。力が入りやすく、体が動きやすい姿勢は一人一人違っていることを前提として、一人一人にあったポジションを提唱する。
(※2)
両ヒジを90度くらいに曲げて体に付け、腰を少し落とすのがパワーコネクティングの基本姿勢。この姿勢で引っ張ってもらい、力が入るかどうかをチェックする。
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