「飛距離が20Yアップします!」体を速く回すコツは8の字の重心移動/セキ・ユウティン
ドライバーの飛距離が20Yアップしたセキ・ユウティン。理由は体の回転スピードが上がったことにある。「8の字の重心移動で回転力がアップします」とセキは語るが、その真相とは?
配信日時:2023年10月3日 05時13分
体の回転スピードを上げるためには、重心を意識することがポイント。重心移動はヨコ方向ではなく、8の字に行います。バックスイングで右足ツマ先、トップで右足カカト、ダウンスイングで左足ツマ先、そしてフィニッシュは左足カカトに重心を移動させると、下半身がスムーズに回り、体を速く回すことができます。
この重心移動を取り入れて回転スピードが速くなった結果、私は飛距離が20 Yアップしました。体重移動というと、バックスイングでは右へ、インパクトでは左へと、ヨコ方向をイメージする人が多いかもしれません。でも、それではスエーするだけで体はスムーズに回転しないので注意してください。
8の字の重心移動は切り返しがポイントです。ステップ打ちをすると、上体が突っ込まずに左足で踏み込めるので、手打ちになりにくいですよ。
<詳しくチェック!>
①まずはテークバックで右足ツマ先に重心を移動。手先から動かすのではなく、下半身から始動することで手打ちを防止できる
②バックスイングの後半からトップにかけて、右足カカトに重心を移動。カカトに体重が乗りづらい人は、右ツマ先を少し浮かせて繰り返すといい
③右足カカトから左足ツマ先に向けて、斜めに重心移動するのがダウンスイング。腰の角度をキープしながら体をスムーズに回しやすい
④ダウン以降からフィニッシュにかけては、左足のツマ先からカカトに体重を移す。左ツマ先を少し浮かせると、フォローがスムーズになる
セキ・ユウティン
1998年生まれ、福井県出身。2022年の「ゴルフ5レディス」で、念願のツアー初優勝を達成。20-21年224Y→22年245Yで飛距離アップに成功。ミツウロコグループホールディングス所属