ダフリの原因も解消のポイントも”始動”にあり!? プロが教える正しいテークバック
アイアンショットの代表的なミスといえばダフリ。アマチュアがダフってしまう主な原因として「手打ち、アーリーリリース、スエ―の3つだと思います」と、今季ABEMAツアーを主戦場とし、第2戦となる「i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘」で首位と1打差の2位タイに入る活躍を見せた尾崎慶輔は話す。今回は身近なものを使ってできる「手打ち」の直し方を教えてくれた。
配信日時:2024年5月1日 07時30分
アイアンショットの代表的なミスといえばダフリ。アマチュアがダフってしまう主な原因として「手打ち、アーリーリリース、スエ―の3つだと思います」と、今季ABEMAツアーを主戦場とし、第2戦となる「i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘」で首位と1打差の2位タイに入る活躍を見せた尾崎慶輔は話す。今回は身近なものを使ってできる「手打ち」の直し方を教えてくれた。
アイアンでダフる原因の一つにとして手打ちスイングが挙げられます。手先だけでクラブを振ると、クラブを自由に動かせてしまうため、ヘッドの動きが不安定になりやすく、打点が安定しません。ダフリはもちろん、トップするリスクもあります。
手打ちを直すためには、実はテークバックを意識するのが近道。アドレスではフェース面がボールを向いた状態になっていますよね? アドレスで作った腕の三角形の形を崩さず、フェース面をボールに向けたまま始動すれば、腕と体が一体化し、体を使ってスイングしやすくなります。
フェースの向きをイメージできない方は、ハンガーを使ってみてください。ハンガーの三角形の面を大きなフェース面に見立て、ボールに向けたまま始動すれば腕と体を一体化させる感覚がつかめるはずです。
また、手打ちを防ぎたいという人におすすめのドリルが、クロスハンド打ちです。手先が使いづらくなるので、フェース面をボールに向けたまま始動しやすくなり、体の回転でインパクトする感覚も養えます。フルスイングする必要はなく、アプローチくらいの小さい振り幅で体を使う感覚を身に付けてくださいね。
■尾崎慶輔(おざき・けいすけ)
1991年生まれ、徳島県出身。明徳義塾高時代に「高知アマ」を制覇。東北福祉大4年時にプロ宣言。2022年には史上2人目の2週連続ホールインワンを達成。ABEMAツアーを主戦場とし、第2戦となる「i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘」で2位タイの活躍を見せた。平川カントリークラブ所属。
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●チェックポイントをいくつも意識していると、動きがぎこちなくなってしまうことも……。それよりも、「○○○のように振ってみて」と言われた方が、イメージが広がって良いフォームになることがあるのでは? 悩めるアナタには関連記事【豆腐、アイス、弓矢にメンコ……アナタに合うのはどれ〜】がオススメ。一発開眼の可能性を秘めていますよ!