林越えのショートカットも怖くない!! 中西直人が教えるつかまった高い球の打ち方
アマチュアだって、たまにはミラクルでスーパーなショットにチャレンジしたい!イチかバチかの1打を成功させるコツを中西直人が解説する。
配信日時:2024年4月2日 08時07分
林に囲まれたドッグレッグホール。普段であれば番手を落としてフェアウェイキープを狙うものだが、たまにはドライバーを使って林越えのショートカットも狙ってみたい! 中西直人が林越えを狙える、つかまった高い球を打つコツを教えてくれた。
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つかまった高い球を打ちたいとき、手先だけでクラブを上げてトップを作りがち。それではトップでクラブが立ち(シャフトの飛球線の右を指す)、その反動でクラブが寝て下りる、いわゆるあおり打ちになってしまいます。確かに球は高く上がるかもしれませんが、インパクトでフェースが開き、スライスのミスにつながりかねません。
まずは、弾道をイメージして目線を高く上げてからアドレスしましょう。自然に右肩が下がったアドレスになってアッパーブローで振りやすくなります。
トップでは、クラブを寝かせた低いトップを作ってください。クラブを寝かせたまま、ヘッドを右足の前にストンと落とせば、自然とフェースがターンして、林越えを狙えるつかまった高い球が打てますよ。クラブを下ろすときは、自分のおヘソにグリップエンドを向けることもポイント。右腰の高さからインパクトにかけてシャフトが逆しなりして、高い球が出やすくなります。
■中西直人
なかにし・なおと/1988年生まれ、大阪府出身。2010年にプロ転向し、翌年のQTで3位に入りレギュラーツアーへ。19年は「関西オープン」で最終日最終組を経験するなど活躍し、初シードを獲得した。岸和田出身の明るいキャラクターが魅力
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