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    上田桃子・吉田優利・渋野日向子ら“チーム辻村”が実践! 「ホース素振りでリキミが取れて、重いモノ素振りで下半身が安定する」【四の五の言わず振り氣れ】

    2007年の賞金女王・上田桃子をはじめ、吉田優利、渋野日向子らそうそうたるメンバーが集う女子ツアーの一大勢力『チーム辻村』。シーズン直前の2月には毎年恒例の合宿に入り、猛練習に励む。そのとき、コーチの辻村明志が最も重視するのは、さまざまな器具を使って行う素振りだ。

    所属 ALBA Net編集部
    ALBA Net編集部 / ALBA Net

    配信日時:2024年5月31日 04時30分

    • レッスン
    • 上田桃子
    • 吉田優利
    • 渋野日向子
    ゴムホース素振りでは、切り返しの“ 間”や、ダウンからインパクトでのしなり戻りを体感。上体のリキミが取れてスムーズに振れ切れる
    ゴムホース素振りでは、切り返しの“ 間”や、ダウンからインパクトでのしなり戻りを体感。上体のリキミが取れてスムーズに振れ切れる
    • ホース素振りでは体に巻き付くようにトップを作ること
    • 下半身の力を利用してホースを振り下ろす
    • 「手元は小さく先は大きく」という意識を持って、左サイドでビュンと音が鳴るように振ろう
    • 脱力して下半身から振ることでヘッドを加速させられる。ホース素振りやタオル素振りで手首を柔らかく使ってヘッドを走らせるコツをつかもう
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    2007年の賞金女王・上田桃子をはじめ、吉田優利、渋野日向子らそうそうたるメンバーが集う女子ツアーの一大勢力『チーム辻村』。シーズン直前の2月には毎年恒例の合宿に入り、猛練習に励む。そのとき、コーチの辻村明志が最も重視するのは、さまざまな器具を使って行う素振りだ。

    ドッシリ下半身から腕をしなやかに使って振る! 渋野のスイングを連続写真でチェック

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    毎年のことですが、オフは宮崎合宿を行っています。合宿のキーワードは「基本に戻る」です。とにかく基本的なことを繰り返します。というのもプロといえども、1年間戦ってくれば、体とクラブの動きにどこか微妙なズレが生じます。合宿はそれを調整する大事な時期であると同時に、シーズンを通して戦い抜くための土台作りと位置付けています。

    土台作りで何よりも大事なのが素振りです。今回はアマチュアの皆さんにも役立つ、またプロもやっているいくつかの素振りの方法に加えて、その意味と目的を紹介したいと思います。

    ウォーミングアップとして、是非皆さんに振って欲しいのがゴムホースです。ボクのチームもそうですが、米ツアーで活躍する畑岡奈紗選手などもスタート前にやっていた素振りです。ゴムホース素振りのいいところは、リキみが取れること。柔らかいモノを振るとき、歯を食いしばる人はいません。ところがいきなりクラブを振ると、ましてドライバーを握って飛ばそうとすると、歯を食いしばって振ろうとする人は多いものです。同時にそれが皆さんのゴルフの上達を妨げているのだと肝に銘じてください。

    ゴムホース素振りでは、しなりが感じられます。いわゆる切り返しの「間」や、ダウンからインパクトでのしなり戻り、ヘッドの走りも体感できるでしょう。ゆっくり振れば振るほど感じられると思います。ゴムホースは、ホームセンターに行けば、数百円で買えます。なければ、スポーツタオルでも構いません。スタート前のウォーミングアップとしてだけでなく、スイング作りとして、絶対に取り入れて欲しい素振りです。

    合宿ではたっぷり時間がありますから、普段は振らない重いモノも振らせます。練習用の重いクラブや野球のバット、なければウェッジを2本握っての素振りでも構いません。スイングに求められる力とは「地から」。上体から動けば軸がブレて崩れ、スイングが乱れます。スイングは下半身主導であり、つまり「地から」が大切。

    上半身のリキミを取り除くのも、腕やクラブをゴムのようにしなやかに振るのも、どっしりした下半身があってこそのものです。重いモノは大きな筋肉、大きな関節を使って振ります。速くは振れません。むしろ重いモノに振られることで、下半身は負けまいと安定し、またスイングプレーンを整えるのにも役立ちます。

    反対に軽いモノは、スイングをスピードアップさせ、クラブをシャープに鋭く振ることにつながります。これはヘッドのないクラブ(シャフト)でもいいし、クラブを逆さまにしてヘッド側を握って振ってもいいでしょう。特にシャフトをうまく走らせられない人、ヒジや手首が固く、腕の振りが上手くない人には効果的な素振りです。

    ボクは肩から先がクラブだと考えています。つまりスイングは、シャフトだけでなく腕もしならせなければなりません。そのために軽いモノをブンブン振りましょう。このとき「手元は小さく先は大きく」という意識を持つことが大切です。目的は手元の動きを最小限にして、ヒジと手首を柔らかく使い、最大限にヘッドを走らせるためです。

    クラブを反対に握ると同時に、タオルを巻いてグリップを太くすればグリッププレッシャーも弱まり、リキまずに素早く振る感覚も身に付くでしょう。脱力して下半身から振ることでヘッドを加速させられます。これはここで何度も繰り返してきた、スイングの真髄です。

    また、以前練習場のご厚意により、長い竹を何本も提供して頂きました。これを肩に担いで、徹底的に振らせたものです。目的はレベルスイングの習得です。スイング中に両肩の高さが少しでも変われば、長い竹だけに視覚的に理解できます。同時に長い分、回転には粘りのある下半身の動きが求められます。その動きを自然と身に付けたのが、この長い竹を使った素振りでした。

    練習の最後に必ずやらせるのが左素振りです。ゴルフのスイングは片側運動。同じ動きばかりを繰り返していることが、体とクラブの動きのズレを生む大きな原因となります。そこで体をニュートラルに戻すために、いつもとは反対の動きを取り入れるのです。ときどき、後ろ向きに歩くと、普段使わない筋肉や感覚が刺激され、リフレッシュするのと同じ効果があります。

    もちろん合宿でやるのは素振りだけではありませんが、「基本に戻る」というテーマから、素振りを重要な練習として位置付けていることは間違いありません。アマチュアの皆さんは、ズレてしまった体とクラブの動きを調整する機会がなかなかありません。というより、自分のスイングの基本すら自覚していないケースがほとんどです。その意味でもこれまで紹介したさまざまな素振りで、基本作りに着手するのはいかがでしょうか?


    ■辻村明志
    つじむら・はるゆき/上田桃子、吉田優利、渋野日向子らを指導し、プロを目指すアマチュアも教えるプロコーチ。荒川博氏に師事し、その練習法や考え方をゴルフの指導に取り入れている。1975年福岡生まれ。元(はじめ)ビルコート所属

    ※『アルバトロス・ビュー』838号より抜粋し、加筆・修正しています

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     ●多少曲がってもいいから同組のライバルたちより1ヤードでも遠くに飛ばしたい。そんなアナタには関連記事【もう飛ばないなんて言わせない! レッスン大特集】がオススメ。ヘッドスピードの上げ方、効率のいい当て方が満載です。

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    辻村明志【四の五の言わず振り氣れ】

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