寒くなったら家練だ! “ハンガー”を使ったシャドースイングで、アイアンが厚い当たりになる
アイアンで厚くボールをとらえられるようになる〝ハンガー〞活用法とは?
配信日時:2024年12月15日 05時30分
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弱ハンドファースト、ソフトダウンブローを目指すのに一番大事なのは右ヒジの形です。右腕が突っ張って右肩がかぶってしまうと、カット軌道で上からヘッドが入りやすいんです。まずはアドレスの右腕と左腕をチェックしましょう。
アドレスでは左ヒジが上、右ヒジが下の関係性であってほしい。右ヒジにゆとりがあると、インサイドから緩やかな入射角で下ろしやすくなります。アドレスでは右腕を外側に回し、右ヒジを内側に入れます。そのままヒジから先だけを内側に戻して握ればOK。
文字にするとちょっと難しいかもしれませんが、ハンガーを使うとこの形が一発で分かります。写真のように左手でハンガーの下側を、右手でハンガーの上側を握ると、自然に右ヒジにゆとりができる。
そしてハンガーの面を正面に真っすぐ戻すようにシャドースイングを繰り返すと、入射角が緩やかになってきます。寒い冬でも家の中でできるのでオススメです。
■石井忍
いしい・しのぶ/1974年生まれ、千葉県出身。98年にプロ転向し、かつてはツアープレーヤーとしてレギュラーツアーで戦っていた。現在は『エースゴルフクラブ』を主宰し、プロゴルファーやアマチュアの指導を行う。今年のJLPGAプロテストでは都玲華と手束雅を合格に導いた。
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●石川遼のアイアンを見てみると、7番アイアンと8番アイアンにだけ『S』の刻印がある。関連記事の【5年ぶりに年間複数回優勝! 石川遼の7Iと8Iにだけ刻まれた『S』が意味するアイアンショットの進化】では、石川本人が入射角が緩やかになったスイング改造について語っている。