明治の大砲じゃダメだけど… 左足をピンと伸ばした“令和の大砲”ならぶっ飛ばせる!
曲げ伸ばししやすく、使い方を間違えれば即ミスにつながる『ヒジ』と『ヒザ』。臼井麗華や藤田さいきなどの多数の女子プロを指導し、2018年に「PGAティーチングプロアワード」で最優秀賞を受賞した大本研太郎が、令和の『ヒザ』の使い方を教えてくれた。
配信日時:2024年7月3日 22時35分
曲げ伸ばししやすく、使い方を間違えれば即ミスにつながる『ヒジ』と『ヒザ』。臼井麗華や藤田さいきなどの多数の女子プロを指導し、2018年に「PGAティーチングプロアワード」で最優秀賞を受賞した大本研太郎が、令和の『ヒザ』の使い方を教えてくれた。
◇ ◇ ◇
右足に体重が残って、大砲を撃った後のようにフォローで右サイドが傾く明治の大砲。左足体重になっていない悪いスイングを例える表現として有名ですが、最新の理論では明治の大砲のように右足に体重を残して体を回した方が飛ぶといわれています。
現在、平均262.48ヤードでドライビングディスタンス3位につける竹田麗央は、右足に体重が残る典型的な大砲タイプ。右足をしっかり踏み込んで、左足が少し浮いた姿勢になっています。しかし、明治の大砲と異なるのが左足の使い方。右サイドに体重を残したままですが、左ヒザをピンと伸ばして体を回してスイングし、フィニッシュではしっかり左足の上でバランス良く立てています。竹田のような令和の大砲がイマドキの飛ばし方ですよ。
左足をピンと伸ばすポイントは、左足のカカトと右足のツマ先に圧をかけること。ロサンゼルス・ドジャースで活躍する大谷翔平さんのようなホームランバッターに近い打ち方をイメージするといいですよ。
■大本研太郎
おおもと・けんたろう/1974年生まれ。2013年に「GPC恵比寿」を開設して、18年には「PGAティーチングプロアワード」最優秀賞を受賞。臼井麗華、藤田さいきなど多数の女子プロを指導中。
◇ ◇ ◇
●手のヒラを擦る? 目を閉じてその場で足踏み? 川崎志穂がイップスを克服できた不思議な理論で、あなただけのアドレスを見つけよう! 関連記事「あなたのパワーを最大限に引きだす~~」では、アドレス診断を一挙公開中!