飛ばしたいドライバー「大きく上げて大きく振り抜く」ではスライスするという事実
ほとんどのゴルファーが通るスライスの悩み。尽きないこの悩みは振り幅が原因かも。
配信日時:2023年11月30日 09時00分
スライスは飛距離が出ないので、「スライスを直そう」と同時に「もっと飛ばしたい」とも思いますよね。その際、「大きなトップで飛ばしてやろう」では球はもっとつかまらなくなります。オーバースイングになると、手打ちにつながるのです。ガラッと意識を変えましょう。
ボールをつかまえるには、「小さく上げて大きく振る」ことが大切です。トップは胸の高さでOK。アドレスの腕の三角形が崩れにくくなり、腕と体が同調します。「そんな低いトップじゃ飛ばないのでは?」と思うかもしれませんが、スイングを動画で撮影して確認してみてください。バックスイングではヘッドに勢いが付いているため、思ったよりも高い位置までトップが上がっているはず。
フィニッシュは、シャフトが肩や首にポンと当たるまで振り切りましょう。体が硬くてそこまで回らない人でも、背中側にシャフトがポンと当たるイメージを持つことが大切です。体がスムーズに回り、手元と体が同調するためボールがつかまりますよ。
山内日菜子
やまうち・ひなこ/1996年生まれ、宮崎県出身。2017年のステップ・アップ・ツアーでプロ初勝利。今季は地元・宮崎県で開催された「アクサレディス」でツアー初勝利を挙げた。ライク所属