今週末のゴルフで挑戦! ショートパットは「テークバック1:フォロー2」/脇元 華
ショートパットでは、「真っすぐ打とう」という意識が強くなるほど入らないという脇元。彼女が実践するショートパットで確実に入れるコツをじっくりと聞いた。
配信日時:2023年8月30日 09時14分
ショートパットは、まずスクエアに当てるのが大事。ただ、それを意識し過ぎるとインパクトで緩んでしまい、結局ボールがつかまらずに押し出すミスにつながります。これを防ぐために私がツアーで実践しているのが、テークバックとフォローを振り幅1:2の割合で打つことです。テークバックが大きいと緩んでしまいますが、フォローが大きいと緩まずにしっかりボールを打ち抜くことができるんです。
また、両肩を上下に動かしてストロークすると、大きな筋肉で振れて手先の操作がなくなります。背骨をストロークの軸にイメージして打つことが大事ですよ。
アドレスにもポイントがあります。腰を左にスライドして左足体重に構えたら、ややハンドファーストに。ロフトを立てて打てるため順回転の球が打てるようになります。ハンドレイトに当てるとロフトが増えて、コロがりが悪くなるので注意しましょう。
脇元 華
わきもと・はな/1997年生まれ。宮崎県出身。2018年にプロ入り。174㎝と長身だが、ショートゲームが得意。2019年に初シードを獲得している。GMOインターネットグループ所属