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女子プロ屈指のショットメーカーに聞いた「ヒザを伸ばして重心を上げて構えましょう」って、ホント!?

女子プロ屈指のショットメーカーに聞いた「ヒザを伸ばして重心を上げて構えましょう」って、ホント!?

重心を下げてドッシリ構えるというのが、一般的なセオリーだ。だが、正確なアイアンショットに定評のある高橋彩華は「それがミスのもと」と話す。詳しく教えてもらった。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2023年9月21日 12時19分

アドレスの重心をコントロールするポイントはヒザ。曲げずにピーンと伸ばすように立つと重心が高い状態が作れる
アドレスの重心をコントロールするポイントはヒザ。曲げずにピーンと伸ばすように立つと重心が高い状態が作れる

アイアンは、ただ飛ばせばいいクラブではありません。番手なりの距離を正確に刻みつつ、狙った方向に打ち出すには厚いインパクトを作る必要があります。そのために大切なポイントがセットアップ。両ヒザをピーンと伸ばすようにして、重心の高いアドレスを作るのです。

重心は下げた方がいいのでは? と思うかもしれませんが、アドレスで重心を下げるとダウンスイングで伸び上がりやすくなります。クラブがボールに届かずトップしたり、芯に当たらずに飛距離のロスにつながる。むしろ、重心の高いアドレスから始動することで、切り返し以降にグッと沈み込みながら、ちょいダウンブローに打ちやすくなるのです。

あとはテークバックでクラブが腰の高さに上がるまでは、手先は使わずに肋骨から上を回しましょう。始動で体をしっかり回すことで、手先が悪さをしなくなり、ビシッとピン一直線の球が打てますよ。

高橋彩華
たかはし・さやか/1998年生まれ、新潟県出身。女子プロ黄金世代の1人で、切れ味鋭いアイアンショットに定評がある。2022年のフジサンケイレディスクラシックで悲願の初優勝を挙げた。東芝所属

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