ボールが曲がらなくなる! 勝みなみが前傾キープするために行う「オタ芸シャドー(笑)」
前週の欧州女子ツアー「アラムコ・サウジレディスインターナショナル Presented By PIF」で3位タイに入った勝みなみ。今年も昨年と同じく米国女子ツアーが主戦場となる。このオフはどんな課題に取り組んだのか。22日発売のゴルフ雑誌ALBA887号では、「重心を低く下に」をテーマに行った驚きの練習法を明かしている。
配信日時:2024年2月21日 22時30分
前週の欧州女子ツアー「アラムコ・サウジレディスインターナショナル Presented By PIF」で3位タイに入った勝みなみ。今年も昨年と同じく米国女子ツアーが主戦場となる。このオフはどんな課題に取り組んだのか。22日発売のゴルフ雑誌ALBA887号では、「重心を低く下に」をテーマに行った驚きの練習法を明かしている。
「昨年は4日間安定したショットを打つことができませんでした。原因はインパクトでの上体の伸び上がりで、方向性がブレてしまっていました」と、米ツアーで1年間戦い、シードは獲得したものの、スイング修正の必要性を感じていた。それが「昨年の最終戦で自分で考えたシャドースイングを試したら、方向性が安定し始めました」という。
それは「オタ芸シャドー(笑)」。まずクラブを持たずに両手を広げて前傾。次にスイングをするように、全力でブンブンと上体を連続で左右に回す。「ポイントはバックスイングで胸を地面に向けながら上体を回すこと。そうすると右股関節に乗ることができて、前傾をキープして触れるようになります」。両足で地面を押し込みながら回るとより効果的だ。
勝はラウンド前にやるというオタ芸シャドー。体が硬い人にはストレッチ効果もある。気軽にできるので、次のラウンドで試してみよう。
■勝みなみ
かつ・みな / 1998年生まれ、鹿児島県出身。2014年に史上最年少でアマチュア優勝。17年プロ入りし、「日本女子オープン」を2度制すなどツアー通算8勝を挙げている。昨季米ツアーに参戦してシード獲得した。明治安田所属。