トミーアーマー＜KAITEKIRYU SHORT SLEEVE POLO＞＆フィドラ＜KAITEKIRYU MOCK NECK SHIRT＞

優れた機能性に加え、デザイン性も併せ持つギア＆ウェアでスコアアップを狙う本連載。猛暑でも快適にラウンドできるハイテク素材の“推しウェア”をスタイリスト・栃木雅広が着る。　【栃木雅広：とちぎ・まさひろ／1978年生まれ、大阪府出身。数々のファッション誌やゴルフ誌、広告などで洗練されたスタイリングを展開。ベストスコアは86】

所属 ALBA Net編集部

ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時：2024年6月11日 22時00分

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トミーアーマー
＜KAITEKIRYU SHORT SLEEVE POLO＞

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フィドラ
＜KAITEKIRYU MOCK NECK SHIRT＞

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新たに猛暑環境下での「衣服内気候®️」を開発

ウェア内の「熱」「湿度」「まとわりつき」といった不快要素を「T37M80」は軽減してくれる

「衣服内気候®︎」という言葉をご存じだろうか？

衣服と皮膚の間の微少な空間の「温度」「湿度」「気流」の総称で、「温度32±1℃」「湿度50±10％RH」「気流25±15cm/秒」を快適領域とする概念のこと。衣服内のムレ感や暑熱感、運動後の衣服表面温度の低下が大きいときに感じる冷え感も抑えることで“快適”と感じるわけだ。ただ、ここ数年の猛暑により、従来の快適領域の概念が変わってきてしまっている。

そこで開発されたのが猛暑環境下での「猛暑・衣服内気候®️」だ。その想定環境は気温37℃、湿度80％というから、想像するだけで猛暑である。

衣服内の３大不快要素と言われるのが、「熱」「湿度」「まとわりつき」。対策として、「気化促進」を行ったり、「部分撥水」で肌離れ効果を得たりするのだが、全面吸水は乾燥が追いつかず、むしろ逆効果。全面撥水は「まとわりつき」は軽減できるが気化熱を利用できず、不快感が出て、衣服内の温湿差を大きく上昇させてしまう。そして、糸の太さや生地の目付は衣服の「まとわりつき」に大きく影響してしまう。

それらをベストなバランスにして作り上げた素材が、東洋紡せんい製の「T37M80」。この「猛暑・衣服内気候®️」素材を採用したトミーアーマーとフィドラの新作トップスの気になる着心地と快適性を試してみた。

新素材「T37M80」なら気温37度、湿度80％の猛暑でもウェア内の不快感を減らす

（左）フィドラ＜KAITEKIRYU MOCK NECK SHIRT＞、（右）トミーアーマー＜KAITEKIRYU SHORT SLEEVE POLO＞

ラウンド中の不快感が少しずつ疲労感へつながっていくことはよくある。涼しい時季なら問題はないが、猛暑のムンムンとした状況下でのプレーにおいて、ウェアには吸水速乾や冷感素材、UVカットなどの機能性は、できれば最低限のスペックとして盛り込んでもらいたい。だからこそ、「素材」の重要性がますます求められるが、トミーアーマーとフィドラが放つこの新作トップスには、「T37M80」という、まるで暗号のようなネーミングの特別な素材が採用されている。

この2枚を着用したスタイリスト・栃木雅広は「湿度が高くても、不思議と衣服内はサラッとしています。汗をかいてもムレにくく通気性も良いので、とにかく涼しいですね」とその快適性を実感した。

この高機能素材「T37M80」（東洋紡せんい製）はウェア内の温度・湿度をベストコンディションに保ってくれる。これによってゴルフウェアとして申し分ない機能性を持ちながら、プレーヤーがより気持ち良く、真夏の長時間のラウンドでもパフォーマンスを発揮できるようなワンランク上の仕上がりに到達した。

「この2ブランドのウェアを着ると、肌触りや着心地の良し悪しが、ラウンド中の集中力やモチベーションを大きく変えてしまうことがよく分かります。単なるウェアの素材というより、もはやスコアメイクにつながるギアの領域かもしれません」（栃木）

クラブにこだわるように、ウェアの素材にもしっかりとこだわる。この夏、「T37M80」が新しい価値観を生み出してくれるはずだ。