ゼロハリバートン STAND BAG ZHG-CB1<スタンドバッグ ZHG-CB1>
機能性はもちろん、デザイン性にもこだわりを持った最新アイテムをさまざまな角度から検証する本連載。スーツケース&ラゲッジブランドの雄が放つ最強キャディバッグをスイングコーチ・関 浩太郎はどう感じたのだろう。
配信日時:2024年1月23日 09時12分
ラゲッジブランドならではの軽量&タフなキャディバッグが秀逸すぎる
ゴルフウェアはよく買うが、キャディバッグとなると何本も持っていたらスペースも取るし、よほど気に入ったものでなければ手を出しにくい。だから、飽きのこないデザインで、長く使えそうなタフなモノが1本あればいい。このゼロハリバートン〈スタンドバッグ〉はまさに〝推しの1本〞といえる。
ゼロハリバートンといえば1938年に創業したアメリカのラゲッジブランド。アポロ11号が人類初の月面着陸に成功し、月の石を入れて持ち帰ったケースが同ブランドのものだったことでも有名だが、とにかく質実剛健なプロダクトを現在まで作り続けている。数々のキャディバッグを使ってきたスイングコーチ・関浩太郎は「全体のバランスも含め、ディテールの仕上がりをみても、さすが歴史あるラゲッジブランドの作ったキャディバッグというのが分かります。ポケットの作りや生地素材など非常にハイレベルです」と称賛。米軍も使用していることで知られるコーデュラナイロンを使い、防水性や耐久性などを持たせながら、これ見よがしではない、落ち着いたブラックのカモフラ柄が冴えている。
「ウェアだけではなく、持ち物のトータルでその人のコーディネート力というかセンスが問われます。こういったバッグ類にもこだわりを持つことで、本物のスタイリッシュ感といいますか、余裕のあるゴルファーに見えますね」(関)
ファッションではシューズやベルト、そしてバッグの選びが大きなキモとなってくる。ここで手を抜いて、すべてが台無しになってしまわないように、このゼロハリバートンの鉄板の1本を手に入れてほしい。
関 浩太郎
せき・こうたろう/1974年生まれ、茨城県出身。米国で学んだ最新スイングレッスンをはじめ、クラブフィッティング、チューンナップに至るまでオールマイティにこなす。著書も多数。「SEKI GOLF CLUB目黒」主宰
Tips-01:軽さはもちろん、背中に背負って持ち運びもしやすい
ラウンドや練習場、電車での移動でもバックパックのように背負って移動できる。「軽いので移動も楽々。スタンド式の安定感も◎」。
また、関浩太郎も「非常にハイレベルです」と称賛する素材は耐久性に優れたコーデュラナイロン1000dnを使用している。スタンドしない状態でも自立しやすい底面仕様なので、自宅で保管する際にもとても便利。
Tips-02:湿ったグローブをサッと楽に干せる
キャディバッグ上部のベルクロ部分はグローブホルダーとして使用可能。「ラウンド後など、汗や雨などで湿ってしまったグローブを簡単にくっ付けて乾かせます」。
その他にも傘ロープやボディリングなども装備されているので、使い勝手は抜群。
Tips-03:大きめのファスナーがデザインのアクセントに
ロゴの入ったファスナー部分は大きくすることでつかみやすく、引きやすい。「実用性に加え、デザインのアクセントにもなっているところがさすが」。ファスナーはラバー素材を採用しているので、強度が高く、表面に傷が付きにくい。
サイドポケットはフードやレインウェアなどの収納に便利な大型サイズ。
Tips-04:マグネット付きポケットでワンタッチ開閉ができる
小物下部ポケットはいちいちファスナーを開けなくても開け閉めが簡単なマグネット付き。「ボールを入れておけば、必要な時にすぐ取り出せて便利です」。この小物下部ポケットはボールをダースの箱ごと収納できる。
すぐ上にある小物上部ポケットはレーザー距離計やティペグ、マーカーなどの収納に幅広く活用できる。
Tips-05:抜き差ししやすい7分割の9インチ口径
クラブを衝撃から守る緩衝材入りの7分割9インチ口径。クラブの出し入れが非常にしやすい。
STAND BAG ZHG-CB1
●カラー:ブラックカモ、ネイビーカモ
●サイズ:9型/47インチ対応
●重量:3.2キロ
●素材:コーデュラナイロン1000dn
●価格:66,000円(税)