ALBAおすすめ! スコアアップできる『最強パターマット』傾斜の練習もできます!【人気9モデルを徹底比較】
室内で、じっくり練習できる『パターマット』は、上昇志向の強いゴルファーなら1つは持っておきたいアイテムだ。そこで今回は、さまざまな製品を集め、コロがるスピードや質、練習効果を厳しくチェック。スコアアップできる『最強パターマット』のおすすめを紹介する。
配信日時:2023年12月11日 22時00分
傾斜機能が付いたものからおしゃれなものまで全9アイテムをティーチングプロと編集者がチェック!
今回は、丸めて収納できるタイプやカップが設置されたモノなど、さまざまなタイプの『パターマット』をテスト。独創的なレッスンで多くのアマチュアを上達に導いてきたティーチングプロ、平野茂とゴルフライターの田辺直喜がマイパターで実際にボールを打ちながら、マットの質感や練習効果などを細かくチェックした。
評価項目は以下の5つ。それぞれの評価を総合して、製品それぞれにB〜Sの評価をつけた。
今回の評価項目
1:コロがりの質
いかにグリーンに近いコロがりが再現され、ボールの揺れなどが少ないか
2:練習効果(タッチ)
コロがりやデザインなどで、距離感・タッチをどれだけ磨けるか
3:練習効果(方向性)
コロがりやデザインなどで、打ち出し方向の正確さをどれだけ磨けるか
4:収納性
使用しないときに、しっかりコンパクトにまとめて収納できるかどうか
5:コスパ
パターマットの総合的な機能に対して、価格が安いか、高いか
デザインをどう生かすかが、練習効果を上げるカギ
市販されている『パターマット』は2~3メートル前後の長さが多く、ショートパットの練習に使うことが基本だが、デザインによってはタッチを磨くことも可能だと平野プロは語る。
「パターは打った直後のボールが一番高速な状態で、そこからだんだんに速度を落としながら、惰性でカップに寄っていきます。巻いて収納するタイプのパターマットは、この感覚が磨きやすく、50センチ、1メートル、1.5メートルと距離を変えながら打つことでタッチを打ち分ける練習が可能になります。カップ有のモノはどうしても最後が上り傾斜になるため、タッチよりはショートパットの方向性を磨くことに活用すると良いでしょう」
今回は『パターマット』の練習効果を細かく評価したので、自分がパターで強化したい技術に合わせて、最適なモノを見つけてほしい。
性能重視なら『PuttOUT』、コスパなら『ダイヤパターグリーンHD2020』が最高!
練習効果だけでなく、コストパフォーマンスも加味した上でベストバイに選ばれたのは『PuttOUTミディアムパターマット』と『ダイヤパターグリーンHD2020』の2つ。性能を重視するか、コスパを重視するかで選ぶべきアイテムが変わってくるぞ。以下、全9アイテムをオススメ順に紹介していく。
ダイヤ『ダイヤパターグリーンHD2020』
実勢価格:3,210円(税込)
総合評価:S
サイズ:20センチ×200センチ
スピード:速
コロがりの質:◎
タッチ:○
方向性: 🌸
収納性:◎
コスパ: 🌸
ベストバイに輝いた1つ目がダイヤの『ダイヤグリーンHD2020』だ。
芝のような見た目で表面はふさふさしているが、ボールを打つとしっかりスピードが出て、コロがりの質も◎。中央に黄緑色のラインをつけたシンプルなデザインなので、ライン上を通すようにして真っすぐ打つ練習をするのがおすすめだ。
PuttOUT『PuttOUTミディアムパターマット』
実勢価格:15,400円(税込)
評価:S
サイズ:50センチ×240センチ
スピード:速
コロがりの質: 🌸
タッチ: 🌸
方向性:◎
収納性:◎
コスパ:△
性能の高さでベストバイに輝いたのが『PuttOUTミディアムパターマット』だ。
しっかりした厚みのあるマットで、ボールがスーッと伸びるようにコロがる。打ち出す方向に対して、垂直なラインが等間隔にデザインされているので、コロがす距離を打ち分けながら、タッチを磨く練習に最適なアイテムとなっている。
タバタ『Fujitaマット1.5』
実勢価格:3,540円(税込)
評価:A+
サイズ:22.5センチ×170センチ
スピード:中間
コロがりの質:◎
タッチ:◎
方向性: 🌸
収納性:○
コスパ: 🌸
マット上のラインと小さめのカップで、ショートパットの練習に最適。厚みがあるマットはシワになりにくく、コロがりも良い。端からの1.5メートルだけでなく、50センチや1メートルなど、距離を変えながら練習することで方向性が抜群に良くなる。
ライト『フラットパターマット3.0』
実勢価格:3,170円(税込)
評価:A+
サイズ:30センチ×250センチ
スピード:中間
コロがりの質:◎
タッチ:◎
方向性:◎
収納性:◎
コスパ: 🌸
ラインなど、デザインの入れ方が秀逸だったパターマット。ボール付近で振り幅を目盛りでチェックしながら、距離を打ち分ける練習が可能となっている。好きな場所に設置できる専用カップも付いているので、さまざまな活用法があることも魅力だ。
ダイヤ『ダイヤパターグリーンHD3230』
実勢価格:4,950円(税込)
評価:A+
サイズ:32センチ×300センチ
スピード:速
コロがりの質:◎
タッチ:○
方向性:◎
収納性:◎
コスパ:○
ベストバイの『ダイヤパターグリーンHD2020』と同じ素材のマットで、コロがりの質は◎。より長い距離を練習することが可能。幅の違う緑と黄緑のエリアに細く白いラインが通ったデザインは、ヘッドの軌道を確認したりと、さまざまな活用ができる。
ダイヤ『ダイヤオートパットHD』
実勢価格:8,890円(税込)
評価:A
サイズ:29.5センチ×271センチ
スピード:速
コロがりの質:◎
タッチ:○
方向性:◎
収納性:△
コスパ:○
カップの奥にボールが到達する4秒後に自動返球してくれる。ボール1球だけで続けて練習でき、しかも4秒待つことで1球1級大事に集中して打つようになる。白いラインが2つ入ったシンプルなデザインで方向性を磨くことに使おう。
ライト『フラットパターマット4.5』
実勢価格:6,430円(税込)
評価:A
サイズ:20センチ×200センチ
スピード:中間
コロがりの質:◎
タッチ:◎
方向性:○
収納性:○
コスパ:△
ボール近くには振り幅などをチェックできるライン、コロがる先にはバンカーやグリーンがデザインされた個性的なパターマット。専用カップを置いて、パター勝負をするなど、遊び感覚でタッチを磨くのがおすすめ。
タバタ『FujitaマットU-2.3』
実勢価格:4,170円(税込)
評価:B+
サイズ:30センチ×300センチ
スピード:速
コロがりの質:○
タッチ:◎
方向性:○
収納性:△
コスパ:◎
フック&スライスをそれぞれ2段階の傾斜角度で調整できることが特徴。カップの位置も調整が可能なので、自宅にいながらさまざまな曲がるラインを練習することができる。マットが薄めでシワがつきやすいことが残念。
ダイヤ『ダイヤツインパターマット』
実勢価格:1,570円(税込)
評価:B+
サイズ:30.8センチ×208センチ
スピード:速
コロがりの質:△
タッチ:○
方向性:○
収納性:○
コスパ:◎
サイズの違う2つのカップが設置され、傾斜を使ってボールが戻ってくる構造のパターマット。ラインなどのデザインがない分、本番に近い感覚でカップを狙うことができる。スピードも速いが、コロがりの質感は他のパターマットには劣る