アディダス TOUR360 24 BOA＜ツアー360 24 ボア＞
スコアアップを目指す上で必要な最新ギア＆ウェアを紹介する本連載。ジャンルレスにトップシェアを誇るグローバルブランドの最新シューズをプロコーチ・吉本巧がいざ試す。 【吉本 巧：よしもと・たくみ／1980年生まれ、兵庫県出身。14歳で渡米し、11年間選手としての経験を積む。「表参道ゴルフアカデミー」主宰。YouTubeチャンネル「吉本匠のYouTubeゴルフ大学」も好評】
配信日時：2024年4月24日 08時30分
テクノロジー全部載せ 驚異のグリップ性・クッション性をお試しあれ
個人的に昔はフットジョイ一択だったが、最近ではアディダスの猛追がここまできたか、という切磋琢磨感をモノすごく感じる。だから、両ブランド共に新作が出るたびに手を出してしまうが、今回のアディダス＜ツアー360 24 ボア＞は見た目から興味津々だった。＜ZG＞や＜コードカオス＞シリーズの良いとこ取りらしいが、コリン・モリカワや畑岡奈紗らも愛用していることからツアーレベルの機能性は実証されている。
そこで、「アディダスのゴルフシューズを履いたことがない」というプロコーチ・吉本巧に＜ツアー360 24 ボア＞でプレーしてもらうことに。すると、「いかに自分が食わず嫌いならぬ、履かず嫌いかが分かるくらいの素晴らしいフィット感に驚いています。足を包み込まれるようなソフトな履き心地なのにトルク（ねじれ）が少ない。足元が安定するのでショットの精度が高まることを間違いなく実感できるでしょう。レベルを問わず、どんなゴルファーも満足させてくれますね」と吉本は絶賛。『BOA®︎フィットシステム』と『ファスナー』を組み合わせたホールド性の高さは筆舌に尽くしがたいものがあるようだ。
「驚くほどのグリップ性やクッション性など、ありとあらゆるテクノロジーが盛り込まれている印象です。このグリーンのアクセントも好みですね」（吉本）
他に類を見ないモダンなデザイン、そして新次元の機能を併せ持つ＜ツアー360 24 ボア＞こそ信頼できる逸品となる。
Tips-01：パワーヒッターでもブレずに安定したショットが打てる
ツアープロも使用しているだけあり、その安定性はお墨付き。「思い切りスイングしても足元がカチッと決まるのでスリップせず、パワーを伝えられます」
Tips-02：サスペンションのようにさまざまなライに対応する
上部は硬い素材、下部はソフトな素材と2種類のクッショニングをつなぎ、抜群のグリップ力と歩行性能、安定性を同時に向上させる特殊パーツ
超軽量・高反発素材を採用し、前モデルから約10グラムの軽量化を実現。ソフトな履き心地はそのままに軽やかで歩行時もスイング時も快適に動ける
中足部には橋のような『トルションブリッジ』、ヒール部分には『JETBOOST』を搭載。「ライに対しての安定性、疲れにくいクッション性は秀逸です」
Tips-03：防水性のある止水ファスナーが足元の快適性をアップさせる
「コードカオス」シリーズでも採用されている直足BOA®︎ラップ。靴の内部のワイヤーが働き、圧倒的なフィット感をもたらしてくれる
歩行時はファスナーをOPENにし、より快適に。スイング時はファスナーを閉めることで、直足ラップと合わせ、甲上の膨張・横ブレを制御してくれる
BOA®︎フィットシステムによるラップ構造に加え、ファスナーの開閉による調整も可能。「ファスナーを閉じると、より足に一体化しフィット性が増します」
Tips-04：計算されたクリート（スパイク）配置がもたらすグリップ性の高さ
中足部のブリッジ周辺には硬い素材を使用し、トルク（ねじれ）を抑制している
ツマ先部分まで芝をかむように設計されたクリート位置。「しっかりとしたグリップ性能を持っているのに、突き上げ感も少なく快適にプレーできます」
TOUR360 24 BOA
●カラー：ホワイト×グリーン、ホワイト×ブラック、ホワイト×ネイビー、ブラック×ホワイト
●サイズ：24.5〜29センチ（0.5センチ刻み）、30センチ
●重量：約430グラム（25.5センチ、片足）
●素材：合成皮革
●価格：¥33,000
