＜タイゴルフチャンピオンシップ　事前情報◇5日◇アマタスプリングCC(7,453ヤード・パー72)＞

　アジアツアー「タイゴルフチャンピオンシップ」が明日6日(木)より開幕。この大会には日本ツアーから賞金王の藤田寛之をはじめ、「日本オープン」覇者の久保谷健一、石川遼、池田勇太、片山晋呉ら12名の選手が出場する。藤田は昨日は休養を取り、この日プロアマ戦に出場するため会場に入った。

遼はB・ワトソン、藤田はL・ウェストウッド、勇太はS・ガルシアらと初日同組

　コースについて「世界レベルのコース。こういうコースでできるのは嬉しいです。距離もあるし、グリーンのアンジュレーションもあるのでショットがしっかりしてないとダメですね」と印象を話した藤田。スコアを伸ばすのは「最終的にはパッティング」だが、ショットでいかに入れやすい位置につけられれるかが勝負どころになりそうだ。

　初日は世界ランク6位のリー・ウェストウッド(イングランド)と同組に。「日本で活躍したからこういう組み合わせになったんだと思う」と超一流プレーヤーとのラウンドを喜んだ藤田。賞金王として海外の試合に初出場だが「まだ実感がわいていない。徐々に自覚がでてくると思うけど」。

　目標としていた年内の世界ランク50位以内は先週の優勝でほぼ確定。「安堵感がある」とこの試合はそのことを気にせず自然体で臨むことができる。体調は風邪気味と本調子ではないが、日本ツアーの顔として世界のトッププレーヤーたちの印象に残るプレーができるか。