<マーキュリーズ台湾マスターズ 初日◇28日◇台湾G&CC(台湾)◇6923ヤード・パー72>
アジアンツアーの「マーキュリーズ台湾マスターズ」が28日に開幕。悪天候のため1組がホールアウトできずにサスペンデッドとなったが、3アンダーの暫定トップにアンジェロ・キュー(フィリピン)、S・チカランガッパ(インド)、ダッジ・ケマー(米国)、セン・セショウ(台湾)、ジャコ・アーラス(南アフリカ)の5人が並んだ。
そして、同大会初日にもう一つ、大きなトピックスがあった。かつて日本ツアーでも活躍した謝敏男(シャ・ビンナン、台湾)が、83歳ながら元気に出場。2010年に70歳で出場(しかも47位タイ!)した自身の最年長記録を更新した。1970年代から90年代にかけて日本のレギュラーツアーで通算11勝を挙げ、その後はシニアツアーで活躍。アイアンの切れのよさには定評があったが、年齢を重ねても感覚に鈍りはないようだ。
ちなみにスコアは13オーバーの「85」。日本のレギュラーツアーで通算6勝を挙げている63歳・陳志忠(チン・シチュウ、台湾)は15オーバーの「87」だっただけに、「もう一人の台湾の偉大な選手・陳志忠よりも二つスコアがよかった。VERY RESPECTABLE」と、アジアンツアーの公式サイトも驚きと称賛のコメントだった。