<ニュージーランドオープン 最終日◇3日◇ミルブルック・リゾート(ニュージーランド)◇6964ヤード・パー71>
アジアンツアーとオーストラレイジアPGAツアーの共催大会は、最終ラウンドが終了した。首位と1打差で出た30歳・幡地隆寛が4バーディ・ボギーなしの「67」をマーク。トータル17アンダーで逆転し、アジアンツアー初優勝を果たした。昨年の「インターナショナルシリーズ・オマーン」を制した金谷拓実に続く快挙となった。
2015年にプロ入りした幡地は、2020-21年シーズンに初シードを獲得。昨年はトップ5入りを4度記録し、賞金ランキングは自己ベストの18位に入った。平均300ヤードを優に超える日本屈指の飛ばし屋が、日本ツアー初勝利に向けて大きな弾みをつけた。
堀川未来夢、佐藤大平はトータル11アンダー・21位タイ。市原弘大、時松隆光、木下稜介はトータル10アンダー・26位タイで4日間を終えた。
昨年プロ転向の杉浦悠太はトータル9アンダー・34位タイだった。
日本勢のアジアンツアー優勝者(海外試合)
■大井手哲 1998年「マカオオープン」
■丸山大輔 2000年「ROC PGA選手権」
■アルテミオ・ムラカミ 2007年「イスカンダル・ジョホールオープン」※日系フィリピン人
■平塚哲二 2010年「ミャンマーオープン」、「クイーンズカップ」、「ブラックマウンテンマスターズ」
■金谷拓実 2023年「インターナショナルシリーズ オマーン」
■幡地隆寛 2024年「ニュージーランドオープン」