＜静ヒルズトミーカップ　初日＞◇17日◇静ヒルズカントリークラブ(7,095ヤード・パー70)

　チャレンジトーナメント第5戦「静ヒルズトミーカップ」が、茨城県常陸大宮市の静ヒルズカントリークラブを舞台に開幕した。

JGTOチャレンジトーナメントとは？

　初日を終了して単独首位に立ったのは前粟蔵俊太。INスタートの前粟蔵は、前半の12番から18番までツアータイ記録の7連続バーディを奪取。後半は1バーディ・1ボギーとスコアを伸ばせなかったが、この日8バーディ・1ボギーの“63”。7アンダーで初日のラウンドを終えた。

　「11番のティショットを左の林に入れて、うまくパーをとれたことが、12番からの7連続バーディにつながったと思います。後半は我慢のゴルフだと思っていましたけど、その通りになっちゃいましたね。明日、天気が悪いので、今日は前半から飛ばしていこうと思っていたので、狙い通りいけてよかった。7アンダーは出来すぎですけどね」。沖縄から応援に駆けつけた両親の目の前で、ビッグスコアを叩き出し、2位に2打差をつけ好スタートを切った。

　春先からパターを変えて、調子はいいものの結果が出なかった前粟蔵。「感じはずっと良かったんですけど、うまくかみ合わなかった。今日はかみ合ってくれて、このパターがいいプレーを引き出してくれたので、調子がいいという証明が出来た。明日は明日の運があるのでわかりませんけど、上を常に目指していきたいと思います」チャレンジトーナメント初優勝へ一歩前進した。