栃木県の那須国際カントリークラブを舞台に開幕したチャレンジトーナメント第6戦「東急那須リゾートJGTOチャレンジI」の初日。中田範彦が前半のハーフを1イーグル・3バーディの“31”で折り返すと、後半もさらにスコアを伸ばし“65”でホールアウト。7アンダーと完璧なゴルフで単独首位に立った。1打差の2位は池田力、2打差の3位には深澤将彦が入っている。

　ホールアウト後、「今日は、ティショットがほとんどフェアウェイにいきました。ショットは悪くないけど、1mのパットを3回くらい外してしまったので、もっと伸ばせましたね」とこのラウンドを振り返った中田。チャレンジ初優勝をつかめるかどうかは2日目のパッティングの調子にかかっているようだ。

　この試合には生後4か月の娘、凛ちゃんが初めて観戦に来ている。「娘が見てくれていることが、パワーの源になったかもしれませんね。子供のためにもがんばります。いい位置にいるし、がむしゃらにいって優勝を狙います。」愛する娘の前で、初のチャレンジトーナメント優勝を飾れるか注目したい。