「富士カントリー可児クラブチャレンジカップ」の最終日、トップタイでスタートした太田直己がこの日もスコアを伸ばし、トータル8アンダーでフィニッシュ。2位と1打差の苦しい戦いだったが見事に優勝を勝ち取った。太田にとって、2007年の「PRGR CUP」以来の優勝となり、5年間待ちに待った優勝となった。この優勝により、太田は6月に岡山県のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で開催される「〜全英への道〜ミズノオープン」の出場権を獲得した。
桑田真澄氏、2日目は“97”を叩き48オーバー最下位
最終日をトップでスタートした太田だが、決して楽な試合展開ではなかった。インスタートからT・オーが猛追し、1打差まで追い詰められた。太田も追い上げるT・オーが迫っていることには気づいていたと話す。「途中、僕が9アンダーの時に7アンダーの人がいたので、スコアを8アンダーに落とした時は並ばれたかなとも思いました。ただ今日は、初日の延長のまま落ち着いて出来ていました。守りに入ったら後手後手になってしまうと思って、攻めのゴルフを朝からやっていました。前半3アンダーで最高の形でハーフターンが出来て、後半もロングでバーディが来て、そこからは安全運転でいきました」、落ち着いたゲームプランが優勝につながった。
5年ぶりの優勝ということについて太田は、「長かったですね。今はチャレンジトーナメントのレベルが本当に高くなっていると思います。勢いのいい若手もいるし、シード選手だった有名な選手もいるし、その中で優勝することは大変なことだと思います」と喜びもひとしおだ。
しかし、太田にはオフの練習によって例年より手応えがあった。オーストラリアでのラウンド中心の練習、打ち込みをやった結果、万全の状態でシーズンを迎えられた。序盤は結果が結びつかなかった時もあったが、ようやく結果として表れた。
今回の優勝でつかんだ『〜全英への道〜ミズノオープン』の出場権。当然、上位選手へ与えられる全英オープンの出場権にも意識は行く。「思っていてもそう簡単にはいかないと思うけど、出場選手全員にチャンスがあるわけだから、出るからにはダメもとで狙って行きたいと思いますね」レギュラーツアーでの太田の活躍にも期待したい。
桑田真澄氏、2日目は“97”を叩き48オーバー最下位
最終日をトップでスタートした太田だが、決して楽な試合展開ではなかった。インスタートからT・オーが猛追し、1打差まで追い詰められた。太田も追い上げるT・オーが迫っていることには気づいていたと話す。「途中、僕が9アンダーの時に7アンダーの人がいたので、スコアを8アンダーに落とした時は並ばれたかなとも思いました。ただ今日は、初日の延長のまま落ち着いて出来ていました。守りに入ったら後手後手になってしまうと思って、攻めのゴルフを朝からやっていました。前半3アンダーで最高の形でハーフターンが出来て、後半もロングでバーディが来て、そこからは安全運転でいきました」、落ち着いたゲームプランが優勝につながった。
5年ぶりの優勝ということについて太田は、「長かったですね。今はチャレンジトーナメントのレベルが本当に高くなっていると思います。勢いのいい若手もいるし、シード選手だった有名な選手もいるし、その中で優勝することは大変なことだと思います」と喜びもひとしおだ。
しかし、太田にはオフの練習によって例年より手応えがあった。オーストラリアでのラウンド中心の練習、打ち込みをやった結果、万全の状態でシーズンを迎えられた。序盤は結果が結びつかなかった時もあったが、ようやく結果として表れた。
今回の優勝でつかんだ『〜全英への道〜ミズノオープン』の出場権。当然、上位選手へ与えられる全英オープンの出場権にも意識は行く。「思っていてもそう簡単にはいかないと思うけど、出場選手全員にチャンスがあるわけだから、出るからにはダメもとで狙って行きたいと思いますね」レギュラーツアーでの太田の活躍にも期待したい。