＜HONMA香港オープン　3日目◇24日◇香港ゴルフクラブ（6,699ヤード・パー70）＞

欧州ツアー「HONMA香港オープン」3日目。アーロン・ライ（イングランド）が4バーディ・2ボギーの「68」で回り、2位に6打差をつけるトータル16アンダーで単独首位を守った。

260cc極小ヘッドドライバーを投入した宮里優作

ライは欧州チャレンジツアーで3勝の実績があるが、レギュラーツアーは未勝利。最終日への意気込みを聞かれると「6打差あっても終わるまで何が起きるかわからないのがゴルフ。18ホールのラウンドには常に新しい経験がある。これまでの経験が生きることもあるけど、明日はまた別の新しい18ホール。自分のゴルフをするだけです」と、まだ23歳と若い選手だが、冷静かつ慎重に答えた。

ライを追うトータル10アンダー・2位タイにつけるトミー・フリートウッド（イングランド）は「アーロンがどんなプレーをしようと変わらない。ボクはいつもと同じようにいいラウンドするだけだよ。今夜はお互いゆっくり休んで、明日のプレーを楽しもう」と話した。

また、2017年のマスターズチャンピオンであるセルヒオ・ガルシア（スペイン）は1イーグル・5バーディ・1ボギーの「64」、今日だけで6つスコアを伸ばして4位タイに急浮上。首位とは7打差のトータル9アンダーで迎える最終日もガルシアはバーディを量産して上位陣にプレッシャーをかけたいところ。「追う立場としては、もちろんスコアを縮めてプレッシャーをかけたいとは思っている。それはいつも思っていることだよ。明日も今日のようないいスタートが切れるといいけどね」といってコースを後にした。