<ISPS HANDA ヴィック・オープン 初日◇7日◇13thビーチゴルフリンクス(オーストラリア)◇ビーチコース(6796yd・パー72)、クリークコース(6940ヤード・パー72)>
海外ツアーへのチャンスがかかる1戦は、スッキリした出だしとは言えなかった。初日は2016年の「全英オープン」で8位に入り、“ビーフ”の愛称で親しまれるアンドリュー・ジョンストン(イングランド)と同組に。「ビーフ!」のかけ声や拍手を受けてティオフしていく中、石川遼のティショットは右の深いバンカーに吸い込まれた。
石川も思わず渋い表情【写真】
当然拍手は起こらず、自身も思わず苦い表情。「全体的に緊張もあったと思う」と振り返ったが、バンカーからフェアウェイに出し、3オンしてスタートホールの10番をパーセーブ。その後はバーディチャンスにつけて声援を受ける場面もあったが、「頑張って攻めていったけど、アイアンが中々近くにつかなかったり、ラインを読み間違えたりと流れをつかめなかった」と2バーディ・4ボギーの「74」でホールアウトとなった。
1月の開幕戦「SMBCシンガポールオープン」からドライバーとアイアンセットを一新。同じクラブを長年使う石川にとって、新クラブに替えてからの2試合目は「ドライバーに関してはそこまで悪くないけど、アイアンとのバランスですね。アイアンのイメージがよく打てていない」とまだ調整期間。「とにかく自分のゴルフの状態を上げていくことに集中したい」と前を向く。
2日目、3日目と2度予選カットが行われ、上位35人しか最終日への進出が許されない本大会。2オーバーでのスタートで厳しい状況に立たされたが、ここからの巻き返しを狙う。(文・谷口愛純)
海外ツアーへのチャンスがかかる1戦は、スッキリした出だしとは言えなかった。初日は2016年の「全英オープン」で8位に入り、“ビーフ”の愛称で親しまれるアンドリュー・ジョンストン(イングランド)と同組に。「ビーフ!」のかけ声や拍手を受けてティオフしていく中、石川遼のティショットは右の深いバンカーに吸い込まれた。
石川も思わず渋い表情【写真】
当然拍手は起こらず、自身も思わず苦い表情。「全体的に緊張もあったと思う」と振り返ったが、バンカーからフェアウェイに出し、3オンしてスタートホールの10番をパーセーブ。その後はバーディチャンスにつけて声援を受ける場面もあったが、「頑張って攻めていったけど、アイアンが中々近くにつかなかったり、ラインを読み間違えたりと流れをつかめなかった」と2バーディ・4ボギーの「74」でホールアウトとなった。
1月の開幕戦「SMBCシンガポールオープン」からドライバーとアイアンセットを一新。同じクラブを長年使う石川にとって、新クラブに替えてからの2試合目は「ドライバーに関してはそこまで悪くないけど、アイアンとのバランスですね。アイアンのイメージがよく打てていない」とまだ調整期間。「とにかく自分のゴルフの状態を上げていくことに集中したい」と前を向く。
2日目、3日目と2度予選カットが行われ、上位35人しか最終日への進出が許されない本大会。2オーバーでのスタートで厳しい状況に立たされたが、ここからの巻き返しを狙う。(文・谷口愛純)