3月の「コマーシャルバンク・カタールマスターズ」を最後に、すでに21大会(メジャー、WGCを含む)が中止、もしくは延期になっている欧州ツアーは、リー・ウェストウッド(イングランド)がホストを務める「ベットフレッド・ブリティッシュ・マスターズ hosted by リー・ウェストウッド」(7月30日〜8月2日・クローズハウスGC/イングランド)でツアー再開を目指している。
17年の欧州ツアー年間王者、トミー・フリートウッドのドライバーショット【連続写真】
その後はイングランド、ウェールズと英国内での試合を続け、全5連戦にする予定で欧州ツアーのキース・ペリー会長が近く新スケジュールを発表するとしている。英国で連戦する理由として、現在、欧州の多くの国で入国後は2週間の自主待機を要請され、毎週、国をまたいでのトーナメント開催は実現できない現状がある。英国内に留まれば連戦が可能になる。
また20年のツアー出場資格を21年も継続、今季は24試合前後の開催の見通しで、出場義務試合数も課せられない。出場資格の継続に伴い、来季の出場権を争う予選会は行わず、下部のチャレンジツアーからの昇格も見送られる。「まだ未確定な部分が多く、非常に厳しい状況だが、一歩ずつツアー復帰に向かっている」とペリー会長は再開に向けて前向きだった。(文・武川玲子=米国在住)
17年の欧州ツアー年間王者、トミー・フリートウッドのドライバーショット【連続写真】
その後はイングランド、ウェールズと英国内での試合を続け、全5連戦にする予定で欧州ツアーのキース・ペリー会長が近く新スケジュールを発表するとしている。英国で連戦する理由として、現在、欧州の多くの国で入国後は2週間の自主待機を要請され、毎週、国をまたいでのトーナメント開催は実現できない現状がある。英国内に留まれば連戦が可能になる。
また20年のツアー出場資格を21年も継続、今季は24試合前後の開催の見通しで、出場義務試合数も課せられない。出場資格の継続に伴い、来季の出場権を争う予選会は行わず、下部のチャレンジツアーからの昇格も見送られる。「まだ未確定な部分が多く、非常に厳しい状況だが、一歩ずつツアー復帰に向かっている」とペリー会長は再開に向けて前向きだった。(文・武川玲子=米国在住)