＜ベットフレッド・ブリティッシュ・マスターズ　最終日◇8日◇ザ・ベルフライ（イングランド）◇7328ヤード・パー72＞

欧州男子ツアーは最終日の競技が終了し、首位から出たトービヨン・オルセン（デンマーク）が中盤まで苦しみながらもあがり2ホールをイーグル、バーディとしトータル10アンダーで勝利。4年ぶりの6勝目を挙げた。

山下美夢有の目に涙【写真】

初日に首位に立つと、2日目はスコアを2つ伸ばし、3日目には2イーグルを奪った。最終日は1番でボギーが先行すると3番でバーディを奪ったが、その後4ボギーで優勝争いから脱落したかに見えた。

トータル9アンダーで先にホールアウトしたセバスティアン・ソーデルベリ（スウェーデン）に2打ビハインドで迎えた17番で8メートルのイーグルパットを決めて並ぶと、18番では10メートルを自住める奇跡の逆転劇を演じた。

2019年に搭乗中の飛行機で性的暴行をはたらくなどし罪に問われていたが、無罪判決が言い渡されてからはじめての優勝。「きょうはタフだった。バーディ、バーディでプレーオフに持ち込めるかもと思ったけど、17番で入ってくれて18番が楽になった」と、見事なプレーで締めくくった。