＜ISPS HANDAオーストラリアオープン　3日目◇2日◇ザ・オーストラリアンGC（オーストラリア）◇7228ヤード・パー71＞

星野陸也がDPワールド（欧州）ツアー初優勝に前進した。3日目は1イーグル・4バーディ・ボギーなしの「65」をマークし、トータル13アンダーで7位タイから首位タイに浮上。前週の2位に入った「フォーティネット・オーストラリアPGA選手権」に続き、オーストラリアの地で2週連続して優勝争いを演じている。

「初めてのオーストラリアですごく楽しめていることと、会場の雰囲気がパワーがあって楽しくプレーできています」と好調なプレーの要因を挙げる。14番パー5では残り210ヤードのセカンドショットを5番アイアンで2メートルにつけて、イーグルを奪った。「ティショットもセカンドも完璧で明日につながってくれればいいなと思います」。

前週は首位のミンウー・リー（オーストラリア）を3打差で追って最終日をスタート。前半は3つ伸ばしたものの、後半伸ばせず。世界ランキング38位と格上のミンウーに逃げ切りを許した。「先週は後半でスコアを伸ばせなかったことが追いつけなかった原因なので、今週はしっかり後半で伸ばして優勝したいです」と意気込む。

星野と首位に並ぶのは前週敗れた地元のミンウー。前週の最終日、今週の予選ラウンド2日間に続いて、最終日も再び直接対決となる。「ミンウーのショットマネジメントは参考にしましたけど」と笑いつつ、「先週の優勝争いの経験が活きている。先週のリベンジをして優勝できればいいなと思います」とやり返したいところだ。

最終日は日本時間の午前10時45分にミンウーとマシュー・フィッツパトリックの弟、アレックス・フィッツパトリック（イングランド）との最終組でスタート。「ミドルアイアン、ロングアイアンでしっかり攻めていけたらなと思っていて、なるべくボギーを打たないのが大事かなと思います」と優勝をしっかり意識して、残り18ホールを戦う。