<メイバンク選手権 最終日◇4日◇サウジャナG&CC(7,186ヤード・パー72)>
欧州ツアー初勝利はおあずけとなった。欧州とアジアの共催大会「メイバンク選手権」最終日。2打差から逆転を狙った石川遼は、5バーディ・2ボギーの“69”とスコアを3つ伸ばすにとどめ、優勝に5打届かずトータル16アンダー・5位タイで大会を終えた。
【連続写真】スイング改造中の石川遼、問題は右サイドに!?
前日の“63”を再現することはできなかった。大きな障害となったのが、全選手中最下位に沈んだフェアウェイキープ率。そして、全体51位に沈んだパーオン率だ。対して、この日“62”をたたき出して4打差逆転Vを果たしたシュハンカー・シャルマ(インド)は、フェアウェイキープ率が全体26位、パーオン率は全体7位をマーク。ショットの安定感が、スコアの差となって如実に現れた。
そんなショット不調にあえぐ石川を救ったのが、パッティングだった。9つスコアを伸ばした3日目は、パーオンしたホールでの平均パット数は1.662で全体13位。18ホールでのパット数は全体3番目に少なかった。最終日は平均パット数(パーオンホール)1.642で全体5位、パット数もわずか27にとどめ、全体2位を記録。ドライバーが暴れ、アイアンショットでチャンスをつくれない中でも、グリーン上のパフォーマンスは失われなかった。
天性のアプローチとパッティングでスコアを伸ばすスタイルは機能している。それを証明するデータとして、バーディ数がある。今大会で奪ったバーディは24個で、シャルマらと並び1位タイを記録。海外ツアーでは、2位タイに入った2014-15シーズンのPGAツアー「シュライナーズ・ホスピタル・フォー・チルドレンオープン」での22個を抜いて自己ベストを更新した。
欧州ツアー初勝利はおあずけとなった。欧州とアジアの共催大会「メイバンク選手権」最終日。2打差から逆転を狙った石川遼は、5バーディ・2ボギーの“69”とスコアを3つ伸ばすにとどめ、優勝に5打届かずトータル16アンダー・5位タイで大会を終えた。
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前日の“63”を再現することはできなかった。大きな障害となったのが、全選手中最下位に沈んだフェアウェイキープ率。そして、全体51位に沈んだパーオン率だ。対して、この日“62”をたたき出して4打差逆転Vを果たしたシュハンカー・シャルマ(インド)は、フェアウェイキープ率が全体26位、パーオン率は全体7位をマーク。ショットの安定感が、スコアの差となって如実に現れた。
そんなショット不調にあえぐ石川を救ったのが、パッティングだった。9つスコアを伸ばした3日目は、パーオンしたホールでの平均パット数は1.662で全体13位。18ホールでのパット数は全体3番目に少なかった。最終日は平均パット数(パーオンホール)1.642で全体5位、パット数もわずか27にとどめ、全体2位を記録。ドライバーが暴れ、アイアンショットでチャンスをつくれない中でも、グリーン上のパフォーマンスは失われなかった。
天性のアプローチとパッティングでスコアを伸ばすスタイルは機能している。それを証明するデータとして、バーディ数がある。今大会で奪ったバーディは24個で、シャルマらと並び1位タイを記録。海外ツアーでは、2位タイに入った2014-15シーズンのPGAツアー「シュライナーズ・ホスピタル・フォー・チルドレンオープン」での22個を抜いて自己ベストを更新した。