欧州男子ツアー「オメガ・ヨーロピアン・マスターズ」を終えて、最新のポイントランキングが発表された。
スイス開催のDPワールド(欧州)ツアーはプレーオフの末、マット・ウォレス(イングランド)が6年ぶりの通算5勝目を挙げた。ウォレスは835ポイント(pt)を獲得し、通算1,117.75ptで95人抜きの22位へジャンプアップ。敗れたアルフレッド・ガルシア-ヘレディア(スペイン)は555ptを獲得し、58位へ大浮上した。
3位で大会を終えたアンドリュー・ジョンストン(イングランド)は312ptを上乗せし、85位へ浮上。4位タイのジェイソン・スクリブナー(オーストラリア)は231ptを加算。通算506.8ptで45人抜きの78位へランクアップした。
米ツアー2勝のマシュー・フィッツパトリック(イングランド)の弟・アレックスは6位タイで終え、162.8ptを獲得。通算887.65ptで32位へ浮上した。12位タイでフィニッシュしたセバスティアン・ソーデルベリ(スウェーデン)は77.4ptを加算し、5位に浮上した。
昨年覇者、ルドビグ・オーバーグ(スウェーデン)、前週覇者のニクラス・ノーゴー・ミュラー(デンマーク)は出場せず、オーバーグは通算1552.43ptで9位。ミュラーは7位へそれぞれランクダウンとなった。
日本勢は3人が出場し、8位で終えた星野陸也は107ptを獲得。通算1558.71ptでワンランクアップの8位へ浮上。59位タイでフィニッシュした川村昌弘は14ptを加算し、通算364.92ptで101位へ、77位タイで終え、7ptを加算した久常涼は通算231.10ptで140位へ、ランクダウンとなった。予選落ちを喫した桂川有人はポイントを加算できず、通算663.20ptで56位につけている。
今大会は出場していない中島啓太は通算880.94ptで34位にランクインしている。
1位からは前週と変わらず通算3236.93ptのローリー・マキロイ(北アイルランド)、スリストン・ローレンス(南アフリカ)、イェスパー・スベンソン(デンマーク)、アダム・スコット(オーストラリア)、ソーデルベリ、ロバート・マッキンタイア(スコットランド)、ミュラーと続いている。
シーズン終盤、ポイントランキング上位50名が最終決戦地ドバイへ集結。そこで行われる「DPワールドツアー選手権」(ジュメイラ・ゴルフエステーツ アースC)終了後、ポイントランキング1位の選手が年間王者となる。そして、シーズン最終の同ランキングで有資格者を除く上位10人に入れば2025年の米国男子ツアーの出場権を得られる。