今週のDPワールド(欧州)ツアーは聖地、セントアンドリュース オールドC、カーヌスティGL、キングスバーンズ(スコットランド)の3つのリンクスコースを舞台に「アルフレッド・ダンヒル・リンクス選手権」が開催される。そのプロアマ部門に「LIVゴルフ」とも関係が深くサウジ系ファンドの「PIF」の会長を務めるヤシル・アルルマヤン氏が出場することがわかった。
プロアマ形式の同大会は、3日間の予選を3コースで行い、最終日はセントアンドリュース オールドCでプレーする。
今週はLIVゴルフからはピーター・ユーライン、テイラー・グーチ(ともに米国)、ルイ・ウーストハウゼン(南アフリカ)、ローリー・キャンター(イングランド)の4選手が参戦。彼らは「スポンサー招待」を受けて出場している。アルルマヤン会長はユーラインのパートナーとして戦う。
大会スポンサーの“ダンヒル”の親会社、“リシュモン社”のジョアン・ルパート氏は「スポーツはユニークな人々で支えられている。分断はしない。われわれは平和になるべきだ」とし、「数週間前にアルルマヤン会長を招待するべきだと進言を受けた。アルルマヤン会長が実際にプレーするのは先週、確認した」とルパート氏。アルルマヤン会長は当初は「アンドリュー・ウオーターマン」という仮名で登録していたと地元紙が伝えている。