<ヒーロー・ドバイ・デザートクラシック 事前情報◇17日◇エミレーツGC(アラブ首長国連邦)◇7428・パー72>
昨年覇者のローリー・マキロイ(北アイルランド)が開幕を前に会見に登場。連覇と大会4勝目がかかるなか意気込みを口にした。
2007年にプロ転向してから、09年の本大会で欧州ツアー初優勝。そして翌年には米国男子ツアーで勝利しスター階段を駆け上がっていった。思い出の地で様々な記憶を噛みしめるかのように話し始めた。
「このトーナメントは私の人生の少なくとも半分において、日常のようになっているように感じる。ここに戻ってきて18年。つまり、人生の半分以上だ」。34歳のマキロイにとって、06年にアマチュアとしてこの大会でデビューを飾ってから人生の大部分を共にしてきた大会の一つだ。
また、マキロイはドバイと好相性。欧州ツアー通算16勝のうち、ドバイでは本大会での3勝を含む5勝を挙げている。「ドバイは素晴らしい思い出がある。このツアーで初めてプレーする機会を与えてくれた場所でもあり、初勝利はここだった。ドバイに戻ることをいつも楽しみにしている」と、得意の地で今シーズンへの弾みをつけたい。
これがドバイ3連戦の2試合目。24年自身初戦となった先週の「ドバイ招待」では、トミー・フリートウッド(イングランド)に最終18番で逆転され優勝を逃したが、「そこから学び、今週それらを正すことができるようにすれば良いことだ」と前を向いている。「最後まで1打のリードを保っていたという事実は、本当に良い状態にあることを物語っている。今週はかなり盛り上がるはずだ」と、タイトル防衛に自信をのぞかせた。