<ソウダルオープン 最終日◇14日◇リンクフェン・インターナショナルGC(ベルギー)◇6940ヤード・パー71>
ベルギーで行われていたDPワールドツアー(欧州ツアー)は全日程が終了。単独首位でスタートした34歳のシモン・フォルシュストローム(スウェーデン)が、「69」でトータル17アンダーまで伸ばして1打差で逃げ切り、うれしいツアー初優勝を挙げた。
フォルシュストロームは3打差をつけてサンデーバックナインに入ったが、10番でダブルボギー、12番でボギーを叩いて一時は首位に並ばれてしまう。しかし、14、16、17番をバーディとして再びリードを奪って最終18番ホールへ。ティショットは右ラフに入れたものの、セカンドショットを3メートルにつけて、2パットのパーで優勝を決めた。
日本勢では久常涼がトータル11アンダーで10位タイ、星野陸也がトータルイーブンパーで67位タイ、岩崎亜久里がトータル4オーバーで72位タイに入った。久常は今季4度目のトップ10入り。星野は次週、今季2つめのメジャー「全米プロ」に出場する。
1打差のトータル16アンダー・2位にはジェンス・ダントルプ(スウェーデン)、トータル14アンダー・3位にはトービヨン・オルセン(デンマーク)、トータル13アンダー・4位タイにはマシュー・サウスゲート(イングランド)、アレクサンダー・ビョーク(スウェーデン)、マイク・ロレンソ・ベラ(フランス)が続いた。地元ベルギーの期待を背負って1打差の2位で最終日をスタートしたトーマス・デトリーは2つ落として、トータル12アンダーの7位に終わった。