<ヒーロー・ドバイ・デザートクラシック 最終日◇19日◇エミレーツGC(アラブ首長国連邦)◇7439ヤード・パー72>
賞金総額900万ドル(約14億円)をかけたDPワールド(欧州)ツアーのビッグトーナメントは、全競技が終了した。欧州ツアー参戦2年目で、今季自身初戦の中島啓太がアルバトロスを達成した。
3バーディ・4ボギーとスコアを落として迎えた、実測555ヤードの最終18番パー5。残り237ヤードのファウェイからの2打目を5番ウッドで放ち、グリーン手前の池の先にギリギリ落としてそのままカップイン。「パーフェクトショット(完璧なショット)」とツアー初のアルバトロスを決めた。
最終日は「70」で回り、トータル5アンダー・21位タイで終えた。
LIVが主戦場のタイレル・ハットン(イングランド)が「69」をマークして、トータル15アンダーで逆転。通算8勝目を挙げた。
1打差の2位にダニエル・ヒリアー(ニュージーランド)、2打差の3位にローリー・キャンター(イングランド)、3打差の4位タイにローリー・マキロイ(北アイルランド)らが並んだ。
次戦は23日開幕の「ラアス・アル・ハイマ選手権」(アラブ首長国連邦、アル・ハムラGC)。日本勢からは中島、桂川有人が出場する。