欧州男子ツアー「D+D レアル チェコマスターズ」を終えて、最新のポイントランキングが発表された。

DPワールド（欧州）ツアーのチェコ大会は27歳のダビド・ラベット（フランス）がツアー初勝利を挙げ、500ポイント（pt）を獲得。通算802.68ptで73人抜きの30位へジャンプアップした。4打差2位で終えたイェスパー・スベンソン（スウェーデン）は334ptを獲得し、通算1,679.63ptで3位へ浮上した。

3位タイでフィニッシュしたリッチー・ラムゼイ（スコットランド）、エイドリアン・サディエル、フレデリック・ラクロワ（ともにフランス）はそれぞれ155ptを獲得。ラムゼイは93位→77位へ、サディエルは102位→72位へ、ラクロワは48位→32位へランクアップした。

日本勢で唯一決勝に進出した川村昌弘は15.9ptを獲得したが、通算350.92ptで93位へランクダウン。予選落ちとなった久常涼はポイントを獲得できず通算223.35ptで131位につけている。

今大会は出場していない星野陸也は通算1,426.71ptでワンランクダウンの9位へ、中島啓太は通算842.44ptで28位へ、桂川有人は通算585.80ptで55位へランクダウンとなった。

1位は前週と変わらず通算3,236.93ptのローリー・マキロイ（北アイルランド）。2位からはアダム・スコット（オーストラリア）、スベンソン、ロバート・マッキンタイア（スコットランド）、セバスティアン・ソーデルベリ（スウェーデン）、スリストン・ローレンス（南アフリカ共和国）と続いている。

シーズン終盤、ポイントランキング上位50名が最終決戦地ドバイへ集結。そこで行われる「DPワールドツアー選手権」（ジュメイラ・ゴルフエステーツ アースC）終了後、ポイントランキング1位の選手が年間王者となる。そして、シーズン最終の同ランキングで有資格者を除く上位10人に入れば2025年の米国男子ツアーの出場権を得られる。