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「ここでいいプレーをしたい」 金谷拓実が19年前に初観戦した試合で優勝戦線へ

初日に41位タイと出遅れた金谷拓実が、9バーディの猛チャージで4位に急浮上してきた。

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2023年5月26日 19時26分

<~全英への道~ミズノオープン 2日日◇26日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇7461ヤード・パー72>
 
開催コースのお隣、広島県出身の金谷拓実は、初日41位タイと出遅れたが、この日のベストスコアとなる9バーディ・1ボギーの「64」をマークしてトータル9アンダー・4位に急浮上。思い出のある大会でメジャー切符を目指す。

インの10番から出た金谷は、前半4バーディ・1ボギーの「33」で折り返すと、後半は面白いようにパットが決まり5バーディ。「たくさんバーディが獲れたし、すごくいいラウンドができました」と1日を振り返ったが、グリーン上での変化が大きい。
 
「昨日もそんなに悪いプレーではなかった」としたが、『31』パットとグリーン上で苦しんだ。この日は風もなくチャンスメークをすると「いいスピードでたくさん入ってくれたのでよかった」と3~4メートルのパットが決まり、『22』パットでスコアに貢献した。
 
今大会には思い出がある。ジュニア時代に金谷がトーナメント会場に足を踏み入れたのは2004年の今大会。ツアー通算2勝の谷口拓也からサインをもらったことを記憶している。「地元から近い試合ですし、ここでいいプレーができたらいいなと思います」と週末は地元広島から知人が大勢駆けつけると聞いており、余計に気合いも入る。
 
ルーキーシーズンの2020-21年に2勝を挙げる快進撃。新人賞金王こそ逃したものの、賞金ランキングは2位に入った。海外志向の強い金谷は、昨年は欧米ツアーの出られる試合には積極的に出場し、高い壁に阻まれた経験もある。今年はアジアンツアー「インターナショナルシリーズ・オマーン」で海外初優勝を遂げて成長した姿を見せた。国内では21年の「東建ホームメイトカップ」以来、優勝から遠ざかっているが、好位置で決勝ラウンドに進む。
 
今大会は有資格者を除く上位4人に「全英オープン」の出場権が付与される。「全英はみんな出たいと思うし、その中でしっかり自分らしいプレーを続けていくことが大事だと思います」。金谷はプロ転向後、海外メジャーには5回出場しているが、いずれも予選落ちに終わっている。思い出深い大会で2年ぶりの国内Vだけでなく、6度目のメジャー切符をつかみたい。(文・小高拓)

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