<マイナビABCチャンピオンシップ 最終日>◇1日◇ABCゴルフ倶楽部(7,217ヤード・パー72)
兵庫県にあるABCゴルフ倶楽部で開催された、国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」の最終日。奇跡の逆転優勝を信じてスタートした石川遼だったが、序盤からボギーが先行する苦しいラウンド。最終18番でイーグルこそ奪ったが、1イーグル・2バーディ・5ボギーと振るわずトータル6アンダー6位タイで4日間を終えた。
出だしの1番からいきなりボギーを叩いた石川。2番ではアプローチを寄せきれず、連続ボギーの苦しい立ち上がりとなった。「朝の練習場ではいい感じで打てていた。楽しみにしていた」と振り返った石川だったが、この日はショットに精彩を欠く。自分の求めているトップの位置に近づけないまま、しっくりこないスイングが続き、前半が終わったときには首位の鈴木亨とは8打差。逆転優勝は絶望的となり「7アンダーぐらいで折り返していればいいかなと思ったけど、それすら出来なかった」と悔しさをにじませた。
「優勝できなかった悔しさより、優勝争いに加われなかった悔しさの方が大きい」と自分の不甲斐ないプレーを反省した石川。後半に入ってもなかなか思うようなプレーが出来ず11、13番でボギーを叩き15番でバーディを奪い返すが、最終組をまわっていても首位の鈴木、3位タイの藤田寛之とは反対に1人だけ“かやの外”のプレーとなった。
しかし最終18番、数々のドラマを生んだABCゴルフ倶楽部の名物ホールで石川は有終の美を飾る。ティショットをフェアウェイに運ぶと、残り195ヤードを5番アイアンで4メートルにつけそこからイーグル奪取。雨の中応援に来てくれた多くのギャラリーのため、石川らしい上がり方で大会を締めくくった。
「最後はドライバーも良かった。来週に(HSBC Champions)につながる上がり方が出来た」。悔しさの残る最終日となったが、石川は気持ちを切り替え次戦を見据えた。
兵庫県にあるABCゴルフ倶楽部で開催された、国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」の最終日。奇跡の逆転優勝を信じてスタートした石川遼だったが、序盤からボギーが先行する苦しいラウンド。最終18番でイーグルこそ奪ったが、1イーグル・2バーディ・5ボギーと振るわずトータル6アンダー6位タイで4日間を終えた。
出だしの1番からいきなりボギーを叩いた石川。2番ではアプローチを寄せきれず、連続ボギーの苦しい立ち上がりとなった。「朝の練習場ではいい感じで打てていた。楽しみにしていた」と振り返った石川だったが、この日はショットに精彩を欠く。自分の求めているトップの位置に近づけないまま、しっくりこないスイングが続き、前半が終わったときには首位の鈴木亨とは8打差。逆転優勝は絶望的となり「7アンダーぐらいで折り返していればいいかなと思ったけど、それすら出来なかった」と悔しさをにじませた。
「優勝できなかった悔しさより、優勝争いに加われなかった悔しさの方が大きい」と自分の不甲斐ないプレーを反省した石川。後半に入ってもなかなか思うようなプレーが出来ず11、13番でボギーを叩き15番でバーディを奪い返すが、最終組をまわっていても首位の鈴木、3位タイの藤田寛之とは反対に1人だけ“かやの外”のプレーとなった。
しかし最終18番、数々のドラマを生んだABCゴルフ倶楽部の名物ホールで石川は有終の美を飾る。ティショットをフェアウェイに運ぶと、残り195ヤードを5番アイアンで4メートルにつけそこからイーグル奪取。雨の中応援に来てくれた多くのギャラリーのため、石川らしい上がり方で大会を締めくくった。
「最後はドライバーも良かった。来週に(HSBC Champions)につながる上がり方が出来た」。悔しさの残る最終日となったが、石川は気持ちを切り替え次戦を見据えた。