<ダンロップフェニックス 初日>◇19日◇フェニックスカントリークラブ(7,010ヤード・パー71)
国内男子ツアー「ダンロップフェニックス」が宮崎県にあるフェニックスカントリークラブを舞台に開幕した。昨年大会2位に食い込んだ石川遼は、出だしでまさかの3連続ボギーを叩く波乱の立ち上がり。その後13番、16番とバーディを奪うも、17番ショートで3パットのボギーを叩き2オーバーで前半を終える。しかし、後半は3番ショートでボギーを叩いたものの、6番ショートホール、さらに8番と共に10メートル以上の長いバーディパットをねじ込むと、最終ホールはセカンドを20センチにつけバーディ。序盤の出遅れをしっかり取り戻しイーブンパーの31位タイで初日を終えた。
「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る
中盤以降はショットが安定感を取り戻していたが、大きなトラブルとなったのが終盤の7番パー5。ティショットはフェアウェイをとらえるも、2オン狙いのセカンドを大きく右に曲げボールは木の根元に。フォローがとれない難しい状況からシャフトを木に当てながら強引に打つも、ボールはその先にある木の枝に当たり再びラフ。ボールを浮かすためにヘッドスピードを上げたことで、愛用のサンドウェッジはグニャリと折れ曲がった。続くラフからのアプローチもサンドウェッジを使いたい状況だったが、サンドウェッジは使用不可能な状態。しかし、代わりに握ったアプローチウェッジで絶妙なロブショットをみせピンチからナイスパーセーブ。上がり2ホールの連続バーディにつなげてみせた。
「先週の太平洋マスターズの11番と同じ状況でしたね。まさが曲がるとは思いませんでした」先週のスプーンはカーボンシャフトのため使用は可能だったが念のために交換。そして、今週はサンドウェッジとわずか1週間で2本のクラブの交換を余儀なくされたが、クラブ曲げのトラブルショットを放ったホールはしっかりとパーを拾っている。大事なクラブを失ってまで死守したこの1打が、最後の最後でどう生きてくるのか注目だ。
出入りの激しいゴルフとなった初日だが、序盤曲がったショットはラウンドの中で修正済み。しかし、今大会は「今年は傾斜がきいていて本当に難しい」と平均パット1位の石川も舌を巻くほどのグリーンの難度。「パッティングに関しては悪かったところを修正しきれていない」とこの日は難グリーンに対応しようとしたことでストロークにも不安を残した。初日のバーディはOKバーディかロングパットしかないだけに、ミドルパットのチャンスをどれだけ決めていけるかが明日以降の課題となる。「攻略したいという気持ちが強くなりました。やりがいがあります」首位とは6打差がついたがまだ初日。強い気持ちで難コースの完全攻略に挑む。
国内男子ツアー「ダンロップフェニックス」が宮崎県にあるフェニックスカントリークラブを舞台に開幕した。昨年大会2位に食い込んだ石川遼は、出だしでまさかの3連続ボギーを叩く波乱の立ち上がり。その後13番、16番とバーディを奪うも、17番ショートで3パットのボギーを叩き2オーバーで前半を終える。しかし、後半は3番ショートでボギーを叩いたものの、6番ショートホール、さらに8番と共に10メートル以上の長いバーディパットをねじ込むと、最終ホールはセカンドを20センチにつけバーディ。序盤の出遅れをしっかり取り戻しイーブンパーの31位タイで初日を終えた。
「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る
中盤以降はショットが安定感を取り戻していたが、大きなトラブルとなったのが終盤の7番パー5。ティショットはフェアウェイをとらえるも、2オン狙いのセカンドを大きく右に曲げボールは木の根元に。フォローがとれない難しい状況からシャフトを木に当てながら強引に打つも、ボールはその先にある木の枝に当たり再びラフ。ボールを浮かすためにヘッドスピードを上げたことで、愛用のサンドウェッジはグニャリと折れ曲がった。続くラフからのアプローチもサンドウェッジを使いたい状況だったが、サンドウェッジは使用不可能な状態。しかし、代わりに握ったアプローチウェッジで絶妙なロブショットをみせピンチからナイスパーセーブ。上がり2ホールの連続バーディにつなげてみせた。
「先週の太平洋マスターズの11番と同じ状況でしたね。まさが曲がるとは思いませんでした」先週のスプーンはカーボンシャフトのため使用は可能だったが念のために交換。そして、今週はサンドウェッジとわずか1週間で2本のクラブの交換を余儀なくされたが、クラブ曲げのトラブルショットを放ったホールはしっかりとパーを拾っている。大事なクラブを失ってまで死守したこの1打が、最後の最後でどう生きてくるのか注目だ。
出入りの激しいゴルフとなった初日だが、序盤曲がったショットはラウンドの中で修正済み。しかし、今大会は「今年は傾斜がきいていて本当に難しい」と平均パット1位の石川も舌を巻くほどのグリーンの難度。「パッティングに関しては悪かったところを修正しきれていない」とこの日は難グリーンに対応しようとしたことでストロークにも不安を残した。初日のバーディはOKバーディかロングパットしかないだけに、ミドルパットのチャンスをどれだけ決めていけるかが明日以降の課題となる。「攻略したいという気持ちが強くなりました。やりがいがあります」首位とは6打差がついたがまだ初日。強い気持ちで難コースの完全攻略に挑む。