<ダンロップフェニックス 3日目>◇21日◇フェニックスカントリークラブ(7,010ヤード・パー71)
宮崎県にあるフェニックスカントリークラブで開催されている、国内男子ツアー「ダンロップフェニックス」は3日目を終了。
上位を目指しスタートしていった石川遼だったが、この日はその気持ちが空回り。出だしの3番、4番で連続ボギーを叩きいきなり苦しい状況に。7番パー5でようやくこの日初バーディを奪うも、9番でボギーを叩き前半だけで2つスコアを落としてしまう。後半に入りティショットの調子が戻り12番、13番と連続バーディを奪取したが、直後の14番でボギーを叩くなど最後までチグハグな内容にフラストレーションばかりが溜まっていく。最終18番ではバンカーからのセカンドがアゴに当たるミスから、約245ヤードの3打目をグリーンに乗せナイスリカバリーでバーディを奪ったものの、結局スコアを伸ばせず1アンダーで3日目を終えた。
「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る
調子は悪くない。「練習場ではプロゴルファーらしい球が打てている」と石川自身も語るほどショットのレベルは格段に上がってきている。しかし、それがコースで出せない。「目指しているものが出来ている感覚はあるのに、コースに出ると真っ直ぐ打とうとか、チャンスにつけようという思いが強すぎて」出来るはずのことが実戦できないもどかしさ。このどこにぶつけていいかもわからない自分への怒りがこの日の石川を支配していた。
確かな成長を続けている実感があるからこそ目標も高い。しかし、「朝の時点では4つ伸ばしたいと思っていた」という目標には出だしの連続ボギーで早くも黄信号がともると、石川の焦りに拍車がかかり、さらに自分のプレーが出来なくなるという悪循環にはまりこんだ。「早く伸ばさなきゃと思って焦っておぼれているような状態。ゆっくり足を動かしていれば前に進んでいくのに、18ホールで4つ伸ばせば良いという気持ちが持てなかった」上だけを見て先に先に行く気持ちとは裏腹に、スコアは一向に伸びていかなかった。
宮崎県にあるフェニックスカントリークラブで開催されている、国内男子ツアー「ダンロップフェニックス」は3日目を終了。
上位を目指しスタートしていった石川遼だったが、この日はその気持ちが空回り。出だしの3番、4番で連続ボギーを叩きいきなり苦しい状況に。7番パー5でようやくこの日初バーディを奪うも、9番でボギーを叩き前半だけで2つスコアを落としてしまう。後半に入りティショットの調子が戻り12番、13番と連続バーディを奪取したが、直後の14番でボギーを叩くなど最後までチグハグな内容にフラストレーションばかりが溜まっていく。最終18番ではバンカーからのセカンドがアゴに当たるミスから、約245ヤードの3打目をグリーンに乗せナイスリカバリーでバーディを奪ったものの、結局スコアを伸ばせず1アンダーで3日目を終えた。
「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る
調子は悪くない。「練習場ではプロゴルファーらしい球が打てている」と石川自身も語るほどショットのレベルは格段に上がってきている。しかし、それがコースで出せない。「目指しているものが出来ている感覚はあるのに、コースに出ると真っ直ぐ打とうとか、チャンスにつけようという思いが強すぎて」出来るはずのことが実戦できないもどかしさ。このどこにぶつけていいかもわからない自分への怒りがこの日の石川を支配していた。
確かな成長を続けている実感があるからこそ目標も高い。しかし、「朝の時点では4つ伸ばしたいと思っていた」という目標には出だしの連続ボギーで早くも黄信号がともると、石川の焦りに拍車がかかり、さらに自分のプレーが出来なくなるという悪循環にはまりこんだ。「早く伸ばさなきゃと思って焦っておぼれているような状態。ゆっくり足を動かしていれば前に進んでいくのに、18ホールで4つ伸ばせば良いという気持ちが持てなかった」上だけを見て先に先に行く気持ちとは裏腹に、スコアは一向に伸びていかなかった。