体のほうも若い頃のようにはいかない。「40歳ということをそこまで意識していませんが、変わるものは出てくる。そこにしっかりと対応していかないといけない」。ともに戦ってきた同級生たちも同じように苦しんでいる。「近ちゃん(近藤智弘)いない(予選落ち)、星野(英正)いない。(矢野)東がやっと(ツアーに)帰ってきた。高山(忠洋)くんも今週いないもんね。やっぱりさみしいですよ。まぁ僕は健康だけが取り柄だから(笑)」。冗談を言いつつもちょっと感傷的になったりもする。
今週のリーダーボードを見ても上位は年下ばかり。もちろん「若手が出てくるのはいいこと」とツアーを考えれば歓迎すべきこと。でも、プライドがある。「僕も頑張って谷口さんではないですが、若手の壁になりたいと思います」。気がつけば立ちはだかる側となったが、やるべきことは変わらない。「バーディの数を取れた方が上。リズムを作って狙って打って、バーディを獲りに行くスタイルを崩さずやっていきたい」。ツアー通算6勝はトップ5の中で最多。これまでくぐり抜けてきた優勝争いの経験は、タイトルへと導く道しるべとなるはずだ。(文・秋田義和)
今週のリーダーボードを見ても上位は年下ばかり。もちろん「若手が出てくるのはいいこと」とツアーを考えれば歓迎すべきこと。でも、プライドがある。「僕も頑張って谷口さんではないですが、若手の壁になりたいと思います」。気がつけば立ちはだかる側となったが、やるべきことは変わらない。「バーディの数を取れた方が上。リズムを作って狙って打って、バーディを獲りに行くスタイルを崩さずやっていきたい」。ツアー通算6勝はトップ5の中で最多。これまでくぐり抜けてきた優勝争いの経験は、タイトルへと導く道しるべとなるはずだ。(文・秋田義和)