<カシオワールドオープン 2日目>◇27日◇Kochi黒潮カントリークラブ(7,300ヤード・パー72)
高知県にあるKochi黒潮カントリークラブで開催されている、国内男子ツアー「カシオワールドオープン」の2日目。史上最年少賞金王を目指す石川遼がこの日“66”の好スコアを叩きだし首位と2打差の3位タイに浮上した。
「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る
初日曲がるドライバーに苦しんだ姿はそこにはなく、別人のゴルフだった。スタートホールの1番のティショットでいきなりビッグドライブを披露するとそこからショートアイアンでベタピンにつけバーディ。勝利の方程式ともいえる強い石川のゴルフが久々に帰ってきた。その後なかなかバーディがこない展開となるもティショットはことごとくフェアウェイをとらえリズムの良いゴルフ。「今日は良いかもという予感があった」と語った石川だが、見ているギャラリーにもその爆発の予感は感じられた。
そして、9番でこの日2つ目のバーディを奪うと、約40分のインターバルを挟んだ後の10番ロングでもバーディ、11番ショートでは風の計算を誤りボギーを叩くも13番、15番とバーディですぐに取り返すと、上がり2ホールも連続バーディで締めスコアを大台のトータル10アンダーに乗せてフィニッシュ。初日に引き続き終盤の猛チャージでリーダーボードの頂点まであと一歩のところまでのぼりつめた。
この日はショートホールの4ホールを除く14ホール中13ホールでフェアウェイをキープ、15番で唯一右のセミラフに入れたが「あそこでセミラフにいって16番から開き直れました」とその後の3ホールもしっかりフェアウェイをキープした。高い弾道から低く強い弾道へスイング改良中で安定性を欠いていたドライバーだが、昨日のラウンド後練習でバックスイングのタイミングを修正。これによりスイングにリズムが生まれ、次々と豪快なドライバーショットをフェアウェイに突き刺した。自身初となるフェアウェイキープ率100パーセントこそ逃したが「もうベストワンですね。今までで一番感触が良い」飛びと曲がりが共存する諸刃の剣から、石川が追い求める世界基準にまた一歩近づいた。
高知県にあるKochi黒潮カントリークラブで開催されている、国内男子ツアー「カシオワールドオープン」の2日目。史上最年少賞金王を目指す石川遼がこの日“66”の好スコアを叩きだし首位と2打差の3位タイに浮上した。
「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る
初日曲がるドライバーに苦しんだ姿はそこにはなく、別人のゴルフだった。スタートホールの1番のティショットでいきなりビッグドライブを披露するとそこからショートアイアンでベタピンにつけバーディ。勝利の方程式ともいえる強い石川のゴルフが久々に帰ってきた。その後なかなかバーディがこない展開となるもティショットはことごとくフェアウェイをとらえリズムの良いゴルフ。「今日は良いかもという予感があった」と語った石川だが、見ているギャラリーにもその爆発の予感は感じられた。
そして、9番でこの日2つ目のバーディを奪うと、約40分のインターバルを挟んだ後の10番ロングでもバーディ、11番ショートでは風の計算を誤りボギーを叩くも13番、15番とバーディですぐに取り返すと、上がり2ホールも連続バーディで締めスコアを大台のトータル10アンダーに乗せてフィニッシュ。初日に引き続き終盤の猛チャージでリーダーボードの頂点まであと一歩のところまでのぼりつめた。
この日はショートホールの4ホールを除く14ホール中13ホールでフェアウェイをキープ、15番で唯一右のセミラフに入れたが「あそこでセミラフにいって16番から開き直れました」とその後の3ホールもしっかりフェアウェイをキープした。高い弾道から低く強い弾道へスイング改良中で安定性を欠いていたドライバーだが、昨日のラウンド後練習でバックスイングのタイミングを修正。これによりスイングにリズムが生まれ、次々と豪快なドライバーショットをフェアウェイに突き刺した。自身初となるフェアウェイキープ率100パーセントこそ逃したが「もうベストワンですね。今までで一番感触が良い」飛びと曲がりが共存する諸刃の剣から、石川が追い求める世界基準にまた一歩近づいた。