<カシオワールドオープン 2日目>◇27日◇Kochi黒潮カントリークラブ(7,300ヤード・パー72)
高知県にあるKochi黒潮カントリークラブで開幕した、国内男子ツアー「カシオワールドオープン」。シーズン終盤の大一番、主役をはれる男が首位に来た。スコアの伸ばしあいとなった2日目、2打差の3位タイからスタートした丸山茂樹が7バーディ・ノーボギーと完璧なゴルフを披露。ディフェンディングチャンピオンの小田孔明と並んでトータル12アンダーの首位タイに浮上した。
人生ベスト1!遼、会心ショット連発10アンダー3位タイ浮上
今季から本格的に国内ツアーに復帰した丸山だが、米ツアーから持ち帰ったスランプに悩まされ思うような結果を残すことが出来ず、気づけばシーズン終盤。最大のチャンスだった「The Championship by LEXUS」では最終日を首位で迎えながらも武藤俊憲に逆転を許した。原因は生命線であるショットの不調。「トップからフィニッシュを考える時にダウンスイングに迷いがあるので、イップスのような感じで電気が走る」頭で思い描くスイングが出来ずに打ち出されるボールはまったく思い通りにならなかった。しかし、秋口にドライバーを好調時に使用していたヘッドが小ぶりなものに変更、さらに打ち方も「パンチショット気味に鋭いスピードでインパクトするように」変えたことで徐々に復調。ダウンスイングでの迷いは消え本来の姿を取り戻しつつある。
今季の国内ツアーは終盤を迎え若き2人による熾烈な賞金王争いが続いているが、賞金ランキング27位の丸山も別の熾烈な争いの真っ只中にいる。次週のツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の出場権争いだ。この最終戦へ出場できるのは今季の優勝者と賞金ランキング上位25位まで。「日本シリーズに向けて、リーチ一発で決めればね」強い思い入れを持つ最終戦への出場を、10年ぶりの国内ツアー優勝で決めることが出来れば言うことはないのだが、同じく出場権ボーダーライン上の宮本勝昌、宮里優作も上位にいるだけに気が抜けない戦いが続く。果たして“世界のマル”を東京よみうりでも見ることが出来るのか。残り2日間ですべてが決まる。
【2日目の結果】
1位T:丸山茂樹(-12)
1位T:小田孔明(-12)
3位T:宮里優作(-10)
3位T:宮本勝昌(-10)
3位T:片山晋呉(-10)
3位T:石川遼(-10)
3位T:平塚哲二(-10)
8位T:谷口徹(-8)他4名
高知県にあるKochi黒潮カントリークラブで開幕した、国内男子ツアー「カシオワールドオープン」。シーズン終盤の大一番、主役をはれる男が首位に来た。スコアの伸ばしあいとなった2日目、2打差の3位タイからスタートした丸山茂樹が7バーディ・ノーボギーと完璧なゴルフを披露。ディフェンディングチャンピオンの小田孔明と並んでトータル12アンダーの首位タイに浮上した。
人生ベスト1!遼、会心ショット連発10アンダー3位タイ浮上
今季から本格的に国内ツアーに復帰した丸山だが、米ツアーから持ち帰ったスランプに悩まされ思うような結果を残すことが出来ず、気づけばシーズン終盤。最大のチャンスだった「The Championship by LEXUS」では最終日を首位で迎えながらも武藤俊憲に逆転を許した。原因は生命線であるショットの不調。「トップからフィニッシュを考える時にダウンスイングに迷いがあるので、イップスのような感じで電気が走る」頭で思い描くスイングが出来ずに打ち出されるボールはまったく思い通りにならなかった。しかし、秋口にドライバーを好調時に使用していたヘッドが小ぶりなものに変更、さらに打ち方も「パンチショット気味に鋭いスピードでインパクトするように」変えたことで徐々に復調。ダウンスイングでの迷いは消え本来の姿を取り戻しつつある。
今季の国内ツアーは終盤を迎え若き2人による熾烈な賞金王争いが続いているが、賞金ランキング27位の丸山も別の熾烈な争いの真っ只中にいる。次週のツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の出場権争いだ。この最終戦へ出場できるのは今季の優勝者と賞金ランキング上位25位まで。「日本シリーズに向けて、リーチ一発で決めればね」強い思い入れを持つ最終戦への出場を、10年ぶりの国内ツアー優勝で決めることが出来れば言うことはないのだが、同じく出場権ボーダーライン上の宮本勝昌、宮里優作も上位にいるだけに気が抜けない戦いが続く。果たして“世界のマル”を東京よみうりでも見ることが出来るのか。残り2日間ですべてが決まる。
【2日目の結果】
1位T:丸山茂樹(-12)
1位T:小田孔明(-12)
3位T:宮里優作(-10)
3位T:宮本勝昌(-10)
3位T:片山晋呉(-10)
3位T:石川遼(-10)
3位T:平塚哲二(-10)
8位T:谷口徹(-8)他4名