<ゴルフ日本シリーズJTカップ 3日目>◇5日◇東京よみうりカントリークラブ(7,016ヤード・パー70)
終盤に強さを発揮する“土日の男”の本領発揮とまではいかなかったものの、池田勇太が奇跡の逆転へ向けて追撃体制に入った。東京都にある東京よみうりカントリークラブで開催されている「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の3日目。前半3つのバーディでスコアを伸ばすと、ハーフターン後も11番でバーディ、13番でのボギーを挟んで14番でもバーディを奪い懸命に上位を追う。
賞金王争う遼、勇太の2ショット動画
そして迎えた2日目イーグルを奪っている17番ロング。どうしてもバーディが欲しいこのホール、セカンドはグリーンをとらえることが出来ず3打目勝負に。しかし、このアプローチが、奥に切ってあったピンに対して「突っ込んでいかないといけない」という気持ちが入りすぎボールはカップをオーバーしてグリーン外へこぼれてしまう。そこから寄らず入らずで痛恨のボギー。勢いが止まってしまったが最難関の18番は嫌な長さのパーパットを沈め、何とか最終日に望みをつないでホールアウト。トータル5オーバーの20位タイに浮上した。
ハーフターンを終えたあたりから雨が降り出し、故障持ちの池田にとっては苦しいコンディション。さらに、前の組が詰まり毎ホールウェイティングがあった事も状態の悪化に拍車をかける。しかし、この日はカイロ4つを駆使して患部を温めながらなんとかしのいで18ホールをまわりきった。ラウンドを終えた池田は「途中まで良いゴルフだったし、最後もナイスパー。ただ、17番だけは悔いが残る」最低でもパーで上がりたかったロングホールでスコアを落としたことが悔やみきれないといった様子。スコアを伸ばしたものの首位との差は12ストロークと大きく広がってしまった。
逆転賞金王は限りなく遠ざかってしまったが、07年大会ではブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)が最終日“61”を叩きだし優勝をさらっているだけに、上位が伸び悩めばまだ分からない。池田もあきらめるつもりはなく「もちろん厳しいんだけど、何があるか分からない世界だし、自分に期待をしてやりたい」とわずかな可能性を信じている。明日は晴予報の東京よみうりカントリークラブには世紀の大どんでん返しを期待するファンが多数詰め掛けるはずだ。「俺のゴルフを見ろって感じ」今季の集大成を最終日に爆発させる。
終盤に強さを発揮する“土日の男”の本領発揮とまではいかなかったものの、池田勇太が奇跡の逆転へ向けて追撃体制に入った。東京都にある東京よみうりカントリークラブで開催されている「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の3日目。前半3つのバーディでスコアを伸ばすと、ハーフターン後も11番でバーディ、13番でのボギーを挟んで14番でもバーディを奪い懸命に上位を追う。
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そして迎えた2日目イーグルを奪っている17番ロング。どうしてもバーディが欲しいこのホール、セカンドはグリーンをとらえることが出来ず3打目勝負に。しかし、このアプローチが、奥に切ってあったピンに対して「突っ込んでいかないといけない」という気持ちが入りすぎボールはカップをオーバーしてグリーン外へこぼれてしまう。そこから寄らず入らずで痛恨のボギー。勢いが止まってしまったが最難関の18番は嫌な長さのパーパットを沈め、何とか最終日に望みをつないでホールアウト。トータル5オーバーの20位タイに浮上した。
ハーフターンを終えたあたりから雨が降り出し、故障持ちの池田にとっては苦しいコンディション。さらに、前の組が詰まり毎ホールウェイティングがあった事も状態の悪化に拍車をかける。しかし、この日はカイロ4つを駆使して患部を温めながらなんとかしのいで18ホールをまわりきった。ラウンドを終えた池田は「途中まで良いゴルフだったし、最後もナイスパー。ただ、17番だけは悔いが残る」最低でもパーで上がりたかったロングホールでスコアを落としたことが悔やみきれないといった様子。スコアを伸ばしたものの首位との差は12ストロークと大きく広がってしまった。
逆転賞金王は限りなく遠ざかってしまったが、07年大会ではブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)が最終日“61”を叩きだし優勝をさらっているだけに、上位が伸び悩めばまだ分からない。池田もあきらめるつもりはなく「もちろん厳しいんだけど、何があるか分からない世界だし、自分に期待をしてやりたい」とわずかな可能性を信じている。明日は晴予報の東京よみうりカントリークラブには世紀の大どんでん返しを期待するファンが多数詰め掛けるはずだ。「俺のゴルフを見ろって感じ」今季の集大成を最終日に爆発させる。