米ツアーや欧州ツアーでは、テレビの視聴率や、どれだけスポンサーにバックがあるかを重要視する傾向があるという。一方でアジアンツアーのスポンサーは、自分がバックアップする選手や自分の国の選手が、どれだけ活躍するかを重視するのが特徴。ツアー自らさまざまなスター選手を発信していくことで、スポンサーや各国の注目度、満足度を上げることにもつながるのだ。
日本だけでなく、欧州、韓国、南アフリカ、日本と世界各地のツアーと共同で大会を行っているアジアンツアー。2018年シーズンは31試合のうち、16試合が他ツアーと共同で行う試合となっている。世界中とつながることができるのは、こういった地道な取り組みがあるからだろう。
日本ゴルフツアー機構(JGTO)も、昨年からインスタグラムを使ってPRを開始。選手どうしの楽しげな会話や、大会中のインタビューを動画で発信するなど、普段見られない選手たちの素顔をのぞくことができる。約2万人がJGTOのアカウントをフォローしており、注目度も上々だ。その中で「選手の魅力発信」から「ツアーの発展」にどうつなげていくのか。
関係者によれば、来年10月には米ツアーの日本開催の可能性が示唆されている。こういった機会を増やし、日本から海外への間口を広げるためには、ツアーや選手の価値を知ってもらうことも重要。しかし、そこで終わってはいけない。本大会のような機会で、プレーだけでなく運営面でも世界レベルを学ぶ必要がありそうだ。(文・谷口愛純)
日本だけでなく、欧州、韓国、南アフリカ、日本と世界各地のツアーと共同で大会を行っているアジアンツアー。2018年シーズンは31試合のうち、16試合が他ツアーと共同で行う試合となっている。世界中とつながることができるのは、こういった地道な取り組みがあるからだろう。
日本ゴルフツアー機構(JGTO)も、昨年からインスタグラムを使ってPRを開始。選手どうしの楽しげな会話や、大会中のインタビューを動画で発信するなど、普段見られない選手たちの素顔をのぞくことができる。約2万人がJGTOのアカウントをフォローしており、注目度も上々だ。その中で「選手の魅力発信」から「ツアーの発展」にどうつなげていくのか。
関係者によれば、来年10月には米ツアーの日本開催の可能性が示唆されている。こういった機会を増やし、日本から海外への間口を広げるためには、ツアーや選手の価値を知ってもらうことも重要。しかし、そこで終わってはいけない。本大会のような機会で、プレーだけでなく運営面でも世界レベルを学ぶ必要がありそうだ。(文・谷口愛純)