<トップ杯東海クラシック 3日目◇29日◇三好カントリー倶楽部 西コース(7,330ヤード・パー72)>
ムービングデーを迎えた「トップ杯東海クラシック」。首位と4打差のトータル8アンダー・3位タイにつけていた池田勇太が4バーディ・ノーボギーの「68」とこの日も安定したゴルフでトータル12アンダーまで伸ばし、ジュビック・パグンサン(フィリピン)と並び首位タイに浮上した。
【写真】斉藤キャディと一致団結中の池田勇太
「一昨日からショットは相変わらずいい感じで打てているし、最後のほうは雨がきつくなったけどパーを並べられた」と笑顔の池田だが、この日1つ疑問に思ったことが。それは2位となった2016年大会以来2度目となる、ハウスキャディの斉藤さつきさんが合羽を着ていないこと。先週の試合で担いでもらったハウスキャディさんは合羽を着ていたからだ。
「ここのハウスキャディは合羽を着られないみたいなんだよね。“なんで合羽を着ないの”って聞いたんだけど。すごくかわいそうだと思う。着させちゃいけないとかあるのかな?明日風邪をひかれたら困るし…」。
気楽にやれて、コースを熟知しているから質問に対して「分からない」ということがないという理由でハウスキャディを起用している池田にとって、合羽を着られないことで体調を崩され優勝争いで違うキャディに替わるのはゆゆしき問題。「ライン読みは今日もたいしたことなかった。まぁ昨日よりは良かったけどね」と池田なりに認めている存在がいるといないとではスコアに大きく影響する可能性が高い。
この池田の疑問に対して三好カントリークラブのキャディマスターを務める松本亮氏は「まず1年に1度のイベントですので、三好の制服を着ていただき三好カントリークラブのキャディを前面に出したいのが1つです。合羽はここのものではなく市販のものですので。もう1つは合羽を着ると動く際にカサカサ音がしたりするので、その辺りのプロへの配慮のためです」と答えている。ただし、「もちろん強制はしていません」とのこと。またキャディによっては、制服の下に水をはじくようなものを着たりと対策しているようだ。
キャディを気にしながらもこれで2週連続優勝に王手。それでも「2週連続で勝てばかっこいいだろうね、といった程度。そういうものは勝てばあとから付いてくるから、勝つ前から色々言ってもしかたない。明日は状況どころの話じゃないところもありますが、一生懸命やるだけです」。台風24号が接近し、どうなるか分からない状況でも泰然自若といった雰囲気を漂わせた。(文・秋田義和)
ムービングデーを迎えた「トップ杯東海クラシック」。首位と4打差のトータル8アンダー・3位タイにつけていた池田勇太が4バーディ・ノーボギーの「68」とこの日も安定したゴルフでトータル12アンダーまで伸ばし、ジュビック・パグンサン(フィリピン)と並び首位タイに浮上した。
【写真】斉藤キャディと一致団結中の池田勇太
「一昨日からショットは相変わらずいい感じで打てているし、最後のほうは雨がきつくなったけどパーを並べられた」と笑顔の池田だが、この日1つ疑問に思ったことが。それは2位となった2016年大会以来2度目となる、ハウスキャディの斉藤さつきさんが合羽を着ていないこと。先週の試合で担いでもらったハウスキャディさんは合羽を着ていたからだ。
「ここのハウスキャディは合羽を着られないみたいなんだよね。“なんで合羽を着ないの”って聞いたんだけど。すごくかわいそうだと思う。着させちゃいけないとかあるのかな?明日風邪をひかれたら困るし…」。
気楽にやれて、コースを熟知しているから質問に対して「分からない」ということがないという理由でハウスキャディを起用している池田にとって、合羽を着られないことで体調を崩され優勝争いで違うキャディに替わるのはゆゆしき問題。「ライン読みは今日もたいしたことなかった。まぁ昨日よりは良かったけどね」と池田なりに認めている存在がいるといないとではスコアに大きく影響する可能性が高い。
この池田の疑問に対して三好カントリークラブのキャディマスターを務める松本亮氏は「まず1年に1度のイベントですので、三好の制服を着ていただき三好カントリークラブのキャディを前面に出したいのが1つです。合羽はここのものではなく市販のものですので。もう1つは合羽を着ると動く際にカサカサ音がしたりするので、その辺りのプロへの配慮のためです」と答えている。ただし、「もちろん強制はしていません」とのこと。またキャディによっては、制服の下に水をはじくようなものを着たりと対策しているようだ。
キャディを気にしながらもこれで2週連続優勝に王手。それでも「2週連続で勝てばかっこいいだろうね、といった程度。そういうものは勝てばあとから付いてくるから、勝つ前から色々言ってもしかたない。明日は状況どころの話じゃないところもありますが、一生懸命やるだけです」。台風24号が接近し、どうなるか分からない状況でも泰然自若といった雰囲気を漂わせた。(文・秋田義和)