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ミラクルパーも飛び出した!今年も三好の名物・16番ホールで明暗くっきり

ミラクルパーも飛び出した!今年も三好の名物・16番ホールで明暗くっきり

配信日時:2018年9月29日 15時28分

トップ杯東海クラシック 3日目◇29日◇三好カントリー倶楽部 西コース(7,330ヤード・パー72)>

トップ杯東海クラシック」が行われる三好カントリー倶楽部 西コースの名物ホールと言えば16番パー3。距離は195ヤード。砲台グリーンで右はバンカー、左は崖と厄介なロケーションになっている。加えてグリーンは奥に行くほど狭くなっており、硬く締まったグリーンではボールが止まらずこぼれてしまう。

【写真】白熱の決勝ラウンドを写真で振り返る!

ここまでの3日間の平均スコアは3.264。当然18ホールのなかで一番の難易度だ。米ツアーで様々なコースを経験している石川遼も「世界でもトップクラスの難易度」と言うほどの難しさを誇る。

昨年大会ではスンス・ハン(米国)が3日目に首位と4打差で迎えたこのホールで、ティショットを崖下に落とすと、何度打っても崖を越えず6打目でようやくグリーン右のラフへ。だが、ここからのアプローチも再び崖下に落とし、結局11打目でようやくカップイン。「11」という大会ワースト記録を作ってしまった。

今年もムービングデーから、このホールで明暗が分かれた。明るい方はジュビック・パグンサン(フィリピン)。首位と1打差でこのホールを迎えたが、ティショットは左の崖下へ。さらに6番アイアンで2打目を打ったが、この打球は目の前の木に跳ね返り自分より後ろに行ってしまう。「ダボで上がればいい」。そう切り替えた。

しかし、この崖を超える30ヤードのアプローチはグリーンに着弾すると、ピンに向かって転がりそのままカップインするミラクルパー。崖下にいた本人もまさか入ったと思っておらず、キャディに言われて状況が分かると大きくガッツポーズ。「まさか入ったと思わなかった。このミラクルショットのおかげで気持ちをつなげることができた」と勢いづくと、これまた難易度の高い18番ではもう少しでチップインイーグルかというショットを見せてバーディ。トータル12アンダーで首位に追いついた。明日は豪雨の予報でプレーできるか分からない状況。最難関ホールで、とてつもなく大きいパーを奪った。

一方の暗は片山晋呉。首位タイで迎えたこのホールでボギー。さらに次の17番でも悪い流れを変えられず、ティショットを曲げて連続ボギーとして一気に首位陥落。初日から守っていたリーダーボードの頂点を明け渡すこととなった。

池田勇太は「最後は雨がきつくなったので耐えてパーでという感じ。ノーボギーで終われたのは良かった」とこのホールをパー。スコアを落とさずパグンサンと同じく首位タイにつけている。また、トータル11アンダー・3位タイの重永亜斗夢に至っては、このホールをティショット右バンカーに入れたが寄せてパーをセーブし、「そこまでのバーディはどうでもいい。上がり3ホールをパーで上がれたのがとても良かった」とまで言い放った。

昨年に続き早くもドラマが生まれている16番ホール。大雨が予想される最終日にはどんなドラマが生まれるのか。ちなみにこのホールには決勝ラウンドのみホールインワン賞として500万円がかけられている。こちらにも期待したい。(文・秋田義和)

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